こんにちは、そのです。基本インドア派の私ですが、GWに一度は間近で見てみたいと思っていた七沢の滑岩（なめりいわ）に行ってきました！

高さ４０mの一枚岩は、ロッククライマーのトレーニング場としても人気のスポットです。

行き方

日向薬師ハイキングコースは「七沢の広沢寺温泉〜伊勢原日向薬師〜別ルートで七沢に戻る」という約2時間半ほどのハイキングコースですが、滑岩は出発してから割とすぐのところにある名所になります。

私は車で行きましたが、広沢寺温泉前に登山者用の無料駐車場があります。（8時～日没　夏季は18時まで）

駐車場にある「登山者カード」に記入しておくと安心です。

駐車場から途中きれいなお茶畑などを眺めながら10分ほど歩きます。

すると道が二手に分かれるので左へ進みます。

施錠を忘れずに！

20mくらい行くと入り口に様々な注意書きのある門がありますので、一通り読んでみると。

まず、大事なのはコレ！

門を開けて中へ入ったら必ず閉めましょう！

上下にある打掛錠を閉めるという簡単な施錠でOKです！

他にも毒キノコの注意書きなどもあります。

さて、いよいよ出発です！

しばらくの間、動物用の電気柵があります。

途中、簡易トイレがあったり、落石注意の看板があったりします。

駐車場からずっと緩やかな上り坂を歩き続けて少し汗ばんできましたが、右側には沢があり、せせらぎを聴きながらの気持ちのいいトレッキング。

そして、門から15分くらい歩いたところで到着です！駐車場からは30分弱といったところでしょうか。

じゃ〜〜ん！

滑岩は沢を挟んだ対岸にあります。遠目から見ると滝のようにも見えますよね。

ちょうどロッククライミング中の方が岩壁を登っているのが見えました。クライマーさんがいるのが中間地点くらいなので岩の高さがよくわかります。

近くまで行ってみる

ここまで来たからにはもちろん岩の真下まで行ってみることにします。

案内板のところに沢に降りられる小道があります。

降りてみると

なんということでしょう〜！メチャメチャきれいな清流ではありませんか！

すっかりいい気分になりましたが、渡るとなると・・・。

浅い小川だが川幅は２mくらい。あの丸太（下の写真）は渡るためのものではないのだろうか？なぜ対岸に引き上げられてる？？などと疑問は残るが仕方ありません。近い石に飛べないこともないが、万が一飛んだ先の石で滑って転んで頭打って、こんな救助しにくそうな秘境でレスキュー隊のお世話になるような事態を案じた末、普通のスニーカーでそのまま渡ることにしましたが案の定、一発で靴の中はぐちょぐちょ。

そうなるのが嫌な方はきちんとした装備をオススメします。

気を取り直して、対岸を少し登るとドーン！出ました滑岩の真下！

この切り立った石の壁は圧巻です！

あ！他にもロッククライミング中の方が。

岩を登るとっかかりはココのようです。とっかかりという言い方ではないのでしょうが。

いたる所に何やら輪っかが埋め込まれています。ロッククライミングの登り方が全くわかりませんが、多分この輪っかにフックを引っ掛けながら登っていくのだと思われます（違っていたらスミマセン）。最初にこの輪っかを埋め込んでいった人がスゴい！

見たかんじ直径５センチくらいです。

しかし、こんな岩を登るなんてスゴいとしか言えません。

傾斜はほぼ直角。

さて、今回はここまで。全２時間半のコースのうち５分の１でUターン。

それでも満足！滑岩はそんなに頑張らなくても行けるくらいの場所にあるので、私のように普段山歩きなどあまりしないインドア派でも充分行くことができます。新緑の季節、気持ちの良いトレッキングでした！

次回は紅葉シーズンにまた来てみようと思いました。