【大田区】巨大恐竜が住宅街に出現! 電車から見えるタイヤだらけのインパクト抜群の公園
JR蒲田駅から川崎駅まで京浜東北線に乗った時、車窓から住宅街の中に恐竜のようなものが見えたことはありますか?
車内から見ると大きな恐竜が目に入りますが、実はこちらはタイヤの遊具がある「西六郷公園」です。
「西六郷公園」は通称「タイヤ公園」と呼ばれ、大田区では超有名なスポットです。JR蒲田駅から徒歩約13分、京浜急行線の雑色駅からは徒歩約10分の線路に面した場所にあります。子どもの頃に遊びに行ったことがあるという方もいるかもしれません。
2024年10月現在、この公園がどのような姿になっているのかお伝えします。
「西六郷公園」(タイヤ公園)の歴史
開園はかなり古く、55年前の1969年3月31日。廃材のタイヤを利用して公園が作られました。
タイヤを使った遊具が特徴で、地元ではタイヤ公園と呼ばれ親しまれてきました。開園直後からユニークな公園として人気があり、高さ8メートルの大怪獣はテレビや映画などでも使用されたことがあります。
開園以来、少しずつ変化はありましたが、タイヤで作られたロボット型遊具やゴジラをイメージした怪獣型遊具、滑り台などは変わらず残っています。
1987年には新たに大怪獣型とロケット型の遊具が設置され、2018年にはベビー怪獣が登場しました。
2024年10月の様子
訪れた日はあいにくの雨だったため、遊んでいる子どもたちの姿は見られませんでしたが、天気の良い日には平日、休日問わず、多くの子どもたちで賑わっているそうです。
迫力のある大怪獣型やベビー怪獣、ロケット型、ロボット型の遊具が並んでおり、よく見ると細部までタイヤで作られていることがわかります。
タイヤを使ったユニークな遊具もたくさんありました。遊び方を考えるだけでもワクワクしちゃいますね。
直径約2メートルもあるタイヤが吊るされている遊具は特に人気で、いつも子どもたちが集まっています。大人でも、こんなに大きなタイヤに触れる機会はなかなかないかもしれません。
タイヤのジャングルジム、低い滑り台、しっかり座れるブランコなども設置され、小さなお子さんもタイヤに触れながら遊べるのが魅力ですよ。
広場全体には砂が敷かれているため、砂場遊びも楽しめます。
公園は綺麗に整備されており、ベンチ、水飲み場、男女トイレ、多目的トイレが揃っています。西六郷公園管理棟には、室内でゆっくりできる休憩所もあるので、お弁当を持って一日中遊ぶこともできそうです。
ユニークな遊具が揃い、楽しい雰囲気のある「タイヤ公園」は、開園から55年経った現在でも地域の方々に親しまれ愛されています。
筆者も子どもの頃に遊びに来た思い出があり、安全面を考慮して変更された部分もありますが、変わらない恐竜の姿に懐かしさを感じました。
さまざまな遊びが楽しめるインパクト抜群のタイヤ遊具で、子どもたちのテンションが上がること間違いなしの「タイヤ公園」。さわやかな秋晴れの日に、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか?
なお、公園には駐車場がありませんので、公共交通機関を利用してご来園ください。また、タイヤ遊具には登らないようご注意ください。
【施設情報】
「西六郷公園(タイヤ公園)」
東京都大田区西六郷一丁目6番1号
開園時間:常時開園
休業日:なし
入園料:無料