【和泉市】寛文元年(1661年)開基の曹洞宗の禅寺、蔭凉寺を訪れてきました。
およそ400年の歴史を有する、和泉市北部に静かに佇む「蔭凉寺(いんりょうじ)」を訪れました。緑の木々に包まれた古刹の様子をお伝えします。
蔭凉寺は寛文元年(1661)開基の曹洞宗の禅寺で、本堂廊下の天井板は、伏見桃山城の古材が使われたため大阪夏の陣の戦闘の跡を物語る血痕が残ると伝えられ、「血天井」として知られているそうです。
本堂の前にあるギンモクセイ2樹は大阪府から天然記念物に指定されているそうです。
参道を通り抜けて奥に佇む荘厳な本堂の前に立つと、辺りには厳かな空気が漂い背筋がピンと伸びるような気持ちになりました。
落ち着いた気持ちでゆったりと参拝してきました。
ギンモクセイは秋になると白っぽい淡い黄色の小さな花を付けますが、今の時期は上の写真のように青々とした葉をいっぱいに広げています。
木々に守られるように佇む蔭凉寺は歴史の重みを感じさせる堂々たる姿でした。
蔭凉寺(いんりょうじ)
住所:和泉市尾井町337
拝観料:無料