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【防災キャンプ用品】災害時に本当に役立つキャンプ用品6選!実体験から厳選した最強装備

ポロンノCampキャンプ系YouTuber

「災害時、キャンプ用品は本当に役立つの?具体的な使い方が知りたい」

「震災経験者が実際に使って便利だったキャンプ用品を知りたい」

このような疑問をお持ちの方のために、北海道胆振東部地震を実際に経験した私が、本当に役立つキャンプ用品を厳選してご紹介します。

はじめまして!ポロンノゆるっとキャンプ塾です。

北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターとして、極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を活かし、実践的なキャンプライフ情報をお届けしています。

今回は、震災経験とキャンプ経験の両方を活かし、日常生活、キャンプ、そして災害時にも使える「フェーズフリー」なキャンプ用品を6つ厳選しました。

▼参考動画

目次

  • フェーズフリーで選ぶキャンプ用品とは
  • 暖を取る:防寒・暖房用キャンプ用品3選
  • 生活を支える:調理・給水用キャンプ用品3選
  • まとめ:災害時に役立つキャンプ用品の選び方

1. フェーズフリーで選ぶキャンプ用品とは

フェーズフリーとは、1つのアイテムを複数の状況で活用できる考え方です。

災害時のためだけに用意する防災用品は、使用経験がないため いざという時に上手く使えない可能性があります。

一方、キャンプ用品は:

  • 日常的にメンテナンスする習慣がつく
  • 使い方に慣れている
  • 収納場所が決まっている

という3つの利点があり、災害時により確実に活用できます。

2. 暖を取る:防寒・暖房用キャンプ用品3選

①ハクキンカイロ(最強の携帯暖房器具)

使い捨てカイロとの決定的な違い:

  • 発熱量:使い捨ての13倍の暖かさ
  • 持続時間:24時間の連続使用が可能
  • 経済性:ベンジンを補充すれば繰り返し使用可能
  • 収納性:予備を大量に備蓄する必要がない

実際の震災時の活用例:

  • 暖房が止まった室内での保温
  • 避難所での就寝時の防寒
  • 外出時のポケットウォーマーとして使用

②マルカの湯たんぽ(停電でも使える保温具)

金属製を選ぶ理由:

  • 直火での加熱が可能
  • ポータブル石油ストーブの上でも使える
  • 電気・ガス供給停止時でも温められる
  • 夏は保冷用としても活用可能

具体的な活用シーン:

  • 就寝時の足元の保温
  • リビングでの局所暖房
  • 体調不良時の温罨法

③ポータブル石油ストーブ(多機能暖房器具)

選ぶべき理由:

  • 8畳程度を暖められる2,000kcal前後の出力
  • 電源不要で停電時も使用可能
  • 天板で湯沸かしや調理が可能
  • 燃料の石油は長期保存が可能

実践的な使用方法:

  • メインの暖房源として
  • 調理台としての活用
  • 湯たんぽの加熱用熱源として

3. 生活を支える:調理・給水用キャンプ用品3選

④YETI ランブラージャグ1.8L(最強の保温ボトル)

なぜこのサイズと機種を選ぶのか:

  • 1.8Lの大容量で家族での使用に最適
  • 真空断熱構造による優れた保温力
  • 頻繁な開閉でも半日は保温可能
  • 耐久性の高い設計

災害時の具体的活用法:

  • 温かい飲み物の長時間保温
  • 調理用の温水確保
  • 手洗いやうがい用の清潔な水の保管

⑤カセットコンロ(必携の調理器具)

災害時に重宝する理由:

  • 操作が簡単で誰でも使える
  • ボンベ1本100円前後と経済的
  • 断水時の水の煮沸に対応
  • コンパクトで持ち運びやすい

実践的な活用方法:

  • 温かい食事の調理
  • 飲料水の煮沸消毒
  • お湯の沸かし置き

⑥ポータブル電源&ソーラーパネル(情報・照明の命綱)

推奨スペックと選び方:

  • 電源容量:1000Wh以上
  • ソーラーパネル:100W以上を2枚
  • 複数の出力ポート搭載
  • 正弦波インバーター搭載

具体的な使用シーン:

  • スマートフォンの充電(情報収集用)
  • LED照明の電源
  • 小型家電の電源確保

まとめ:災害時に役立つキャンプ用品の選び方

実際の震災経験から、キャンプ用品を災害対策として準備する際の3つの重要ポイント:

  • 使用頻度を重視年に数回はキャンプで使用する 日常生活でも活用機会がある メンテナンスが習慣化している
  • 信頼性の確認耐久性が実証されている メーカーのサポートが充実 消耗品の入手が容易
  • 実用性の検証実際の使用感を確認 家族全員が使えるか確認 収納場所の確保が可能

北海道胆振東部地震を経験して痛感したのは、普段から使い慣れているキャンプ用品こそが、災害時に本当の力を発揮するということです。

高額な投資に感じるかもしれませんが、日常のキャンプで使いながら、いざという時の備えにもなる。

それがフェーズフリーなキャンプ用品の最大の価値です。

▼関連情報

・公式ブログ

【保存版】災害時もキャンプ用品が大活躍!北海道の震災経験者が教える本当に使えるアイテム6選

・YouTube動画

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事で紹介したキャンプ用品を参考に、ぜひ皆さんも「もしも」に備えた準備を始めてみてください。

ポロンノゆるっとキャンプ塾

キャンプ系YouTuber

はじめまして!北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターの「ポロンノゆるっとキャンプ塾」です。極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を活かし、YouTubeチャンネル(登録者2000人)と筆者ブログ(公式サイト)で実践的なキャンプライフ情報をお届けしています。X、Instagram、TikTokでも発信中。

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