WBC優勝 ダルビッシュ有投手が絶賛したコーヒー「イエローブルボン」とは?
年間100種類、500杯以上のコーヒーを飲む日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエKazuです。
みなさん、ブラジルのコーヒーは飲んだことがありますでしょうか?
ナッティで香ばしい、コクのあるブラジル産コーヒー豆は、人気があります。
ブラジルには、サントスNo,2、ショコラ、サンマリノなど、種類が豊富です。
なかでも最近、話題になっているのが「イエローブルボン」です。
WBC 侍ジャパンの宮崎強化合宿で、ダルビッシュ有投手が絶賛していた
ブラジル産コーヒーなのです。
今回は、ブラジルのコーヒー豆の特徴やイエローブルボンについて解説します。
生産量・世界一のコーヒー大国「ブラジル」
コーヒー大国と呼ばられている「ブラジル」は、コーヒー豆の生産量・輸出量ともに
世界1位です。
2021年の世界のコーヒー豆生産量 国別比較統計では、2,993,780トンに上ります。
生産地は、東部から南部に集中しています。
1906年2月には「コーヒー価格維持政策」実施したことでも知られています。
参考記事:GLOBAL NOTE 世界のコーヒー豆 生産量 国別ランキング・推移
ブラジル コーヒー豆の品種
品種は、7〜8割がアラビカ種でブルボン、ムンドノーボ、カトゥアイなどがあります。
精製方法は、ナチュラル、パルプドナチュラルが主流になっています。
ブラジルのコーヒーは、浅煎りから深煎りまで焙煎度合いを問わず、
飲みやすく、美味しいコーヒーに仕上がります。
酸味は控えめで、ナッツのフレーバーが特徴的です。
ブレンドコーヒーにもよく使われているので、定番のコーヒーと言えます。
ブラジル産コーヒーの等級
ブラジル産コーヒーの等級は、欠点豆の数や異物混入の数などによって定められています。
No.2 4点以下
No.3 8点以下
No.4 26点以下
No.5 46点以下
No.6 86点以下
No.7 160点以下
No.8 360点以下
ダルビッシュ有投手が絶賛した「イエローブルボン」
WBC 侍ジャパンの宮崎強化合宿で話題になったのがブラジル「イエローブルボン」。
ホテルで飲むコーヒーを用意した宮崎市「民宿みさき荘」さんが提供したコーヒーです。
きっかけは、ホテルの総支配人に「侍ジャパンの選手たちにおいしいコーヒーを飲ませてあげてほしい」と依頼を受けたそうです。
ダルビッシュ有投手がおかわりし「コーヒーが毎日の楽しみでした」と語っていたほど。
参考記事:ダルビッシュ有をうならせた宮崎のコーヒー「飲んだ瞬間、こちらを二度見」
参考記事:ダルビッシュ「コーヒーが毎日の楽しみでした」…侍ジャパン活躍の陰に名店あり
ブラジル イエローブルボンとは?
通常、コーヒーの実は、完熟すると真っ赤なチェリーとなります。
しかし、イエローブルボンは、完熟すると濃い黄色になるのです。
ブルボン種の中でも希少で、豆の形は、やや小ぶりです。
さくらブルボンも「イエローブルボン」
春に入荷するさくらブルボンなども同じイエローブルボンです。
ブラジル イエローブルボンの特徴
飲みやすく、酸味は控えめで、甘味のある、
コクとまろやかさのあるマイルドな味わいです。
浅めの焙煎度合いであれば、果実のようなフルーティさも感じられるでしょう。
そのため、苦みのあるコーヒーが苦手な方でも飲みやすいと思います。
中深煎り程度(シティ〜フルシティロースト)では、
ビターチョコのようなほどよい苦味とコクを楽しめます。
こんな人におすすめ
ブラジル イエローブルボンがおすすめの方は、以下のとおりです。
・バランスの取れたコーヒーが好き
・飲みやすく、コクとまろやかさを感じたい
・甘味のあるマイルドなコーヒーを飲んでみたい
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