17日は日本付近を寒冷前線が通過し、北日本や日本海側を中心に雨が降り、横なぐりの雨や雷雨になるところがあるでしょう。

この雨が通り過ぎたあと、週明けにかけては今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、北から順に冷え込みが強まりそうです。
週明けは東京や大阪でも暖房や冬物コートが必要な気温になってくるため、今のうちに早めの備えが必要です。気象予報士が解説します。

17日は日本海側などで雷雨に

17日は、朝の時点では北海道や日本海側沿岸部が雨の中心ですが、午後にかけて次第に東北や、日本海側の各地で雨の範囲が広がるでしょう。雷を伴うところが多い予想です。
夕方にかけて近畿や東海、四国でも雨のところが出てきそうです。

また沖縄でも断続的に雨で、激しい雷雨になるおそれもあります。

東京で最低気温4度！強烈な冷え込みを前にやるべきことは？

北から流れ込む寒気は次第に南下し、週明けは東京～福岡の各地で10度以下の冷え込みが予想されています。特に東京では20日（水）の最低気温が4度と、12月並みになる見通しです。
広い範囲で暖房が必要な気温まで下がるため、できれば休みのうちに試運転をしておきましょう。
また、昼間も含めて冬物のコートが必要な地域が多くなります。10度を下回って来ると重ね着だけでは対応しきれないので、冷え込んでから焦らないよう早めに出しておきましょう。

また雪の範囲も広がり、19日（火）にかけて北海道・東北だけでなく新潟でも一部雪が予想されています。冬タイヤに交換していない人は、運転を控えるのもおすすめです。

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