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【上田市】子どもと一緒にでかけよう!夏の親子登山は烏帽子岳へ

もりのりこ地域移住系ライター(上田市・東御市・小諸市)

上田市内から見上げる特徴的なとんがり、烏帽子岳

かつてはふもとから藪を漕いで登ったそうですが、今は地蔵峠からお手軽にピークハントが楽しめます。子どもの冒険心と好奇心を刺激する烏帽子岳へのハイキング。その魅力をご紹介します。

・烏帽子岳とは?

上田市の小学生にとっては学校登山でおなじみかも
上田市の小学生にとっては学校登山でおなじみかも

烏帽子岳は浅間山連峰の最西部に位置し、南北に二つのピークを持つ双耳峰です。北のピークが2066メートルの烏帽子岳山頂。南のピークは2042メートルの小烏帽子岳(偽烏帽子岳)と呼ばれています。

・親子登山におすすめの理由

男子がよろこびそうな要素いっぱい はしゃぎすぎないように!
男子がよろこびそうな要素いっぱい はしゃぎすぎないように!

稜線に出ると新潟方面の展望がひらける 県境に立って地理の親子学習も◎
稜線に出ると新潟方面の展望がひらける 県境に立って地理の親子学習も◎

子どもの冒険心をくすぐるダイナミックな景色。北アルプスの大展望、嬬恋のキャベツ畑、千曲川の流れを一望できる山頂からの景色は、まさに夏の思い出にぴったりです。

登山口は駐車場の向かいにある 
登山口は駐車場の向かいにある 

地蔵峠にくるだけですでに涼しい!
地蔵峠にくるだけですでに涼しい!

地蔵峠への道沿い ゆっくり走ると滝も見える
地蔵峠への道沿い ゆっくり走ると滝も見える

標高1732メートルの地蔵峠までは車でアクセス!無料の大駐車場もあるので安心。

登山口から烏帽子岳は高低差約340メートルで、高尾山よりもお手軽に2000メートル級の高山を楽しめます。

・コース紹介

上り: 地蔵峠 - 60分 - 中分岐(鞍部) - 45分 - 烏帽子岳

下りは、余裕があれば湯の丸まで縦走しても良いでしょう。

キャンプ場の湿原を抜ける風が涼しい
キャンプ場の湿原を抜ける風が涼しい

ナデシコの花 蝶も
ナデシコの花 蝶も

高山の蝶 うまく写真に撮れたらビジターセンターで答え合わせを
高山の蝶 うまく写真に撮れたらビジターセンターで答え合わせを

登山口から舗装路を15分ほど歩くとキャンプ場に出ます。そこからは木陰の樹林帯を中分岐まで進みます。この道は小学生の遠足に利用されることもあり、整備されています。

小烏帽子から烏帽子をのぞむ
小烏帽子から烏帽子をのぞむ

ややきつい斜面を登りきると、ぱっと空が開け、小烏帽子岳の岩場が現れます。その山頂に立つと、烏帽子岳がようやく姿を見せてくれます。

広い空が迎えてくれる ゴールの後は親子でランチを
広い空が迎えてくれる ゴールの後は親子でランチを

最後は天空のビクトリーロード。

親子そろってゴールテープを切る瞬間の喜びは格別!

・注意点

天候:

夏は午後に天気が崩れることが多いので早出を心掛けてください。出かける前に天気予報を確認し、登山中も周囲の雲の様子など気を配りましょう。

熱中症:

日よけ対策、十分な水分、塩分補給の飴やタブレットも用意しましょう。お子さまだけでなく大人も注意が必要。前日のお酒はなるべく控えて。

それでも心配な時は…

山の情報は湯の丸ビジターセンターで収集できます。ハイキング中に発見した「ナゼ?ナニ?」にも答えてくれます。行きや帰りにぜひお立ち寄りください。

ーーいかがでしたか?

好奇心いっぱいの子どもと冒険するなら、烏帽子岳がおすすめ。

運動不足がちの方でもゆっくり歩けば大丈夫でしょう。親子で一緒に汗をかいて、夏の素晴らしい思い出を作ってください。

地蔵峠(烏帽子岳登山口)
アクセス
車で: 上信越自動車道東部湯の丸ICから約30分

湯の丸高原ビジターセンター
開館時期: 4月~11月
開館時間: 午前9時~午後4時
定休日: 毎週水曜日
電話: 0268-62-4333

地域移住系ライター(上田市・東御市・小諸市)

東京・渋谷出身。22年12月から長野に拠点を移してあちこち巡るヒトとなる。 豊かな自然、伝統とあたらしさ、独特のカルチャーに惹かれ、日々過ごしています。 ヨソから来たからこそ発見できる地域の魅力。 ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。

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