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【倉敷市】12/14(土)大原美術館のアート作品をスケッチできる、大人向け「いこうdeオオハラ」開催

戸井健吾倉敷とことこ代表(倉敷市)
写真提供:大原芸術財団

美術館といえば、静かにアート作品を鑑賞する場というイメージが強いかもしれません。

さらに、鑑賞するだけではなく、「スケッチしたい」という方も多いのだとか。しかし、通常営業時にそのような対応はなかなか難しいようで、美観地区にある大原美術館でも、基本的にはお断りしていたそうです。

しかし、「美術館の絵の前でスケッチするという機会をお届けしたい」という想いで、「いこうdeオオハラ 大人のためのじっくり、ゆっくり、アートと対話」というイベントが企画されました。

イベントの概要を紹介します。

「いこうdeオオハラ 大人のためのじっくり、ゆっくり、アートと対話」の概要

写真提供:大原芸術財団
写真提供:大原芸術財団

イベント名は「いこうdeオオハラ 大人のためのじっくり、ゆっくり、アートと対話」です。

「いこうdeオオハラ」は、以前から主に小学生向けのイベントとして企画されており、最近はほぼ毎月開催されています。今回は「大人のために」と名付けられている通り、「大人向けいこうdeオオハラ」とも言える企画で、閉館後の貸し切り状態で、展示室でスケッチできることが目玉です。

開催は12月14日(土)15時〜17時予定となっており、特設ページ内のWebフォームからのみの申込みとなります。

申込み締切は「12月7日(土)」。
事前申し込み必須で、当日飛び入り参加は不可となっているため注意しましょう。

概要は概要は以下の画像を確認してください。

写真提供:大原芸術財団
写真提供:大原芸術財団

イベントの流れ

イベント当日は、以下のような流れで進行するそうです。

  1. 参加者のかたがたで対話型鑑賞
  2. 作品の前で何が描かれているのかを意見交換
  3. 絵を鑑賞
  4. スケッチ開始
写真提供:大原芸術財団
写真提供:大原芸術財団

特にスケッチについては、参加者同士で発表したり、講師的な人から評価されるのではないかと思う方もいるかと思いますが、発表や評価は行いません

逆にいえば、絵画教室ではないため講師はおらず、描き方などをレクチャーしてもらえるわけでもありません(画材も持参する必要あり)。

名画を見つめながらスケッチを楽しんで

会場となる大原美術館 本館2室(写真提供:大原芸術財団)
会場となる大原美術館 本館2室(写真提供:大原芸術財団)

イベントを企画した大原芸術財団の寺元静香(てらもと しずか)さんは、以下のように話していました。

「絵を描くのが苦手、または下手だけど好きっていうかたでも大歓迎です。貸し切りの静かな空間で、ご自身と作品との対話を楽しんでほしいです。」

申込みは特設ページのみから受け付けており、締切は12月7日(土)です。

大原美術館の名画を見ながらスケッチできるという、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

詳細情報

・開催日時:12/14(土)15:00~17:00
・開催場所:大原美術館
・開催住所:岡山県倉敷市中央1丁目1−15
・参加費:¥3,000
・URL:大原美術館 特設ページ

倉敷とことこ代表(倉敷市)

平成30年7月豪雨をキッカケに地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ」を立ち上げ、現在は「一般社団法人はれとこ」という団体の代表をしながら、システムエンジニアの仕事をしています。グルメ・観光ネタから福祉や市民活動まで。倉敷に関わる出来事やスポットはもちろん、「倉敷の秘境 」までメディアでは紹介しきれない情報を、自由なスタンスで紹介します。

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