地域情報発信ライターの海のとなりです。毎年、11月の酉の日に行われる、「酉の市」。開運や商売繁盛の神様、大鳳神社のお祭りです。令和4年は、一の酉が11月4日（金）、二の酉が16日（水）、三の酉が28日（月）の3回です。

今年もお参りしてきましたので、ご紹介します。

横須賀中央駅から徒歩1分のところに諏訪神社・大鳳神社があります。

午後から人手が多く、行列ができるほど大混雑するため、朝早くにお参りしました。

酉の市と七五三詣りの案内が掲示されています。

「七五三詣り」は11月15日ですが、年々お申し込みの時期が早くなってきているそうです。

一年間御守護頂いた、古熊手や古ダルマはこちらでお納めします。私もこの1年間自宅に祀っていた熊手を持ってきて、「1年間ありがとうございました」と感謝の気持ちで納めました。

まずは参拝

諏訪神社です。

今年3月から創建450年記念の御屋根大規模修理のため、拝殿御屋根内部木部構造の修復、瓦の葺き替えが行われたそうです。屋根が新しく美しくなっています。

大鳳神社です。

浜縁の下の石貼りの修繕が行われたそうで、綺麗になっています。提灯には火が灯り、賑やかな雰囲気です。

「今年もお参りに来ました。」心の中で話しかけながら、と1年の無事に感謝し、来年の幸せを願ってお参りしました。

熊手守り

境内には、頒布所が設置されていました。熊手商から買う縁起熊手とは別物で、神社やお寺から授与されます。

面熊手守りは3種類。穏やかな顔の「おかめ」のお面がついている、面熊手は「お多福 (おたふく) 」、福を多く招くとして開運・家内安全の願いが込められています。

小判熊手は、大きな小判と稲穂がついています。小判は「財運を招く」、穂先に沢山の実がつく稲穂は、「豊かさ」の願いが込められています。

鈴熊手は小判と鈴がついています。古来、日本では「鈴の音色には魔除けの力がある」と伝えられており、厄除けのお守りになるそうです。

開運金運熊手守りは小さくて可愛いですね。ストラップがついているので、持ち運ぶのに良いと人気だそうです。

通常、神社で授与しているお守りもあります。

商売繁盛の煌びやかな熊手

境内には、熊手の露店が並んでいます。煌びやかで美しいですね。お値段もサイズも様々ですね。

お店によって指し物の種類が異なり、デザインも個性があります。趣向を凝らした熊手の中で、気に入る熊手を見つけたいですね。

祈願成就・達成！ダルマ

紅白の幕に赤い敷物、真っ赤なダルマが一際、目立っています。数多くの達磨に圧倒されます。

願掛けや開運・招福に御利益があるとされ、人気のある縁起物ですね。倒しても起き上がる形から、商売繁盛や金運アップにも御利益があるとも言われるそうです。

今までダルマは購入したことがないのですが、ふと欲しくなりました。これも何かのご縁なので、一番小さいダルマを購入することにしました。

選び方

選び方を伺うと、「何も考えずに、目が合ったり、自分がピンとくるものを直感で選ぶのが良いよ。」と教えて下さいました。

近づいて、いっぱいのダルマを見回してみます。「一番大きいダルマと目が合っちゃった！」と冗談を言いながら、和やかな雰囲気で選ばせていただき、「これ！」というダルマが見つかりました。

購入すると、両手の掌の上にダルマを乗せて、お店の方に差し出すと、開運を祈願して火打石でカチカチと切火を切ってくれます。初めての体験に感激でした。

帰る際には、すぐにカバンに入れず、神社の境内を出るまでは大切に持って歩くのが良いそうです。

夜になるほど盛り上がる

夜になるほど人が集まり参拝には長蛇の列ができ、ピーク時には神社の外にまで列ができるそうです。

周りが暗くなると、露店に灯りが灯り、ライトアップされた色鮮やかな熊手はさらに煌びやかに輝いて幻想的な雰囲気になるとのこと。

境内には「よぉーーっ！！」という威勢のいい掛け声で行う手締めが響き渡り、活気に満ち溢れているそうです。いつか夜の酉の市の雰囲気も味わってみたいですね。

街中がお祭り

歩道には数多くの露店が立ち並び、美味しそうな香りが漂ってきます。お祭りムード満載な賑やかな雰囲気に気分も上がりますね。

今年の酉の市はお天気に恵まれて良かったです。ぜひ皆さんも足を運んで、福をかき込んで下さいね。

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☆開運・商売繁盛٩( ᐛ )و　大好き！Yokosuka (≧∇≦)