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【ワークマン】史上最強冷感ウェア「アイスマン水冷服」を徹底解説

ワークマン超話題の水冷服「アイスマン水冷服」を紹介

筆者撮影
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連日厳しい暑さが続いているので外出が辛く、熱中症の心配もある方へ、朗報です。

ワークマンから登場した「ウインドコアアイスマン水冷服」が、最速で身体を冷やしてくれる冷感ウェアとして注目されています。

これまでのファン付きウェアでは暑さが辛いと感じていた方にもピッタリの、便利なウェアです。

この記事を最後まで読んでいただければ、真夏の悩みを一掃してくれるアイテムであることが分かります。

この一着で仕事やアウトドア、スポーツなど、あらゆる場面で快適に過ごせること間違いなしです。

「ウインドコアアイスマン水冷服」で、酷暑に打ち勝ちましょう。

出典:ワークマン(https://workman.jp/shop/g/g2300035912018/)
出典:ワークマン(https://workman.jp/shop/g/g2300035912018/)

アイスマン水冷服のおすすめポイント3つ

冷たい水が循環する最強冷感ウェア

筆者撮影
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「ウインドコアアイスマン水冷服」は、ベストの内側に配置されたパイプの中を水が循環することで身体を冷やします。

冷却の秘密は背中側にあるタンクにあります。

タンクの中に水をコップ1杯程度入れて、さらに凍らせたペットボトルを入れることで冷たい水が身体の周りを駆け巡るんです。

従来の冷却ウェアと言えば、ファンが付いたファン付きウェアが一般的でした。

ですが気温35度、40度になると熱風がウェアの中に流れるだけで身体が冷えにくいのが欠点です。

「ウインドコアアイスマン水冷服」は近年の異常な暑さに関係なく、冷たい水で瞬時に身体を冷やしてくれる革新的な商品になっています。

自分の好きなところを冷却可能

筆者撮影
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「ウインドコアアイスマン水冷服」は胸部分と脇部分の2か所にアジャスターが付いています。

それぞれのアジャスターを締めたり緩めたりすることで、自分の好きな場所を冷やせるんです。

胸部を冷やしたい場合は胸のバックルを締めれば冷やせますし、脇腹部分を冷やしたい場合は、胸部を緩めて脇下を締めることで冷却できます。

とくに脇下部分は血管が多いため、この部分を集中的に冷やすとより高い冷却効果が感じられます。

静かな運転音

筆者撮影
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「ウインドコアアイスマン水冷服」は電力で水を循環させます。

ファン付きウェアのように空気が排出されるわけではないので、使用中の音がとても静かなんです。

水がパイプの中を流れるにあたって若干の振動は感じられますが、さほど気になりません。

運転音が静かなのでバーベキューやスポーツ観戦に着て行っても、周囲の迷惑にならず会話やゲームに集中できます。

アイスマン水冷服の気になるポイント4つ

専用設計のバッテリー

筆者撮影
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「ウインドコアアイスマン水冷服」には専用のバッテリーが付属しています。

同じくワークマンから発売された「ペルチェベスト」はtype-C端子で接続できるため、他のモバイルバッテリーとの互換性がありました。

ですが「ウインドコアアイスマン水冷服」はUSB端子がついていないため、製品に付属しているバッテリーしか使えません。

バッテリー駆動時間は7時間から最大25時間使用可能なので、1日外で使用していても充電切れになる可能性は低いです。

ただ「ペルチェベスト」のように他のモバイルバッテリーとの互換性がないため、万が一バッテリーを満充電にできていなかった場合に1日中使用できないのが気になります。

服が濡れる

筆者撮影
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「ウインドコアアイスマン水冷服」は冷たい水がパイプの中を通ります。

チューブの中は冷たいですが、外気温との温度差によってどうしても結露が発生します。

それにより水冷服に直に接している服が結露で濡れてしまうんです。

仕事現場、農業などで速乾Tシャツや冷感インナーの上につけていればあまり気にはなりません。

ですが外回りをする営業の方がワイシャツの上に着用すると、結露によりシャツが濡れてしまいます。

下に着る服には気を配る必要があります。

お手入れが面倒

筆者撮影
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夏は冷感ウェアを着ていたとしても、汗をかいてニオイが気になりますよね。

「ウインドコアアイスマン水冷服」を洗濯しようと思ったときには、ベスト内のタンクとパイプを取りはずす必要があります。

付属の説明書通りにタンクとパイプを外せば問題はないのですが、洗濯の度に付け外しするのが手間に感じられます。

冷感性は長時間続かない

筆者撮影
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「ウインドコアアイスマン水冷服」は背中のタンクに凍らせたペットボトルや氷を入れることで冷却できます。

タンクの外側にはアルミシートが貼ってあるのである程度の保冷性は見込めますが、猛暑日に使ったときにどれぐらい氷が持つかがポイントになってきます。

ワークマンの公式サイトには外気温33度の環境下において、最長バッテリー持続モードで使用した場合、約3時間30分冷感性が持続するという記載があります。

実際に気温35度の日に、運動量の多い登山で使用して冷感性を確認してみました。

600mlの凍らせたペットボトルを入れてテストしましたが、2時間ほどで氷は完全に溶けてしまったんです。

2時間しか持たないと考えると、猛暑日の工事現場で1日中使用するのは難しい印象です。

クーラーボックスに冷凍ペットボトルを4本ほどストックできるような環境であれば使用できそうですが、頻繁にペットボトルを変える手間が発生します。

もし購入を検討される場合は、冷感性の持続時間を考慮していただく必要があります。

アイスマン水冷服おすすめの使用用途

「ウインドコアアイスマン水冷服」は猛暑日の工事現場や、農作業される方におすすめです。

冷凍ペットボトルをいかにストックしておくかが肝ですが、クーラーボックスを用意できるのであれば1日冷たい状態で使用できます。

またキャンプなどのアウトドアシーンや、スポーツ観戦にもおすすめです。

ファン付きウェアのように音が大きくなく、膨らむこともないため、家族や友人との会話もゆっくり楽しめます。

スポーツ観戦時も隣の人に気を遣うことなく涼しさを保てるので、試合観戦に集中できるんです。

「ウインドコアアイスマン水冷服」は夏の仕事にもレジャーにも活躍してくれる冷感ウェアです。

アイスマン水冷服で今年の夏を涼しく快適に!

筆者撮影
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ワークマンの2023年期待の新作「ウインドコアアイスマン水冷服」を紹介しました。

凍らせたペットボトルさえ入手できれば、1日中冷たさが持続する最強の冷感ウェアです。

運転音も静かで見た目もスリムなので、仕事にプライベートに大活躍してくれます。

「ウインドコアアイスマン水冷服」で、暑い夏を乗り切りましょう。

冷感性の持続力や、使い方などの詳しい説明は下記の動画から確認いただけます。

機能性生地クリエーター。現役機能性生地屋で海外輸出業14年以上の経験。アウトドア, スポーツ大手ブランドと共に1,300点以上の機能性生地を開発。その経験を生かし、アウトドアやスポーツ向け商品を分かりやすく解説します。アウトドア、スポーツに役立つ機能性の高い商品を中心にYouTubeにて配信。

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