※2000年当時、レースから追い出されてしまったチート級のオートバイがこちらです。
こんにちは!ねこかずと申します!
今回ご紹介するマシンは、当時「鈴鹿8時間耐久」やWSBK(ワールドスーパーバイク)にて
無敵だったマシンです。
HONDA VTR1000SP1
このバイクがなぜ生まれたかと言いますと
WSBK(ワールドスーパーバイク)という市販車で行われるレースが開催されていて
スーパーバイク世界選手権で絶対的な速さを見せていたドゥカティに勝るべく開発されたマシンです。
当時レースのルールが4気筒750cc/2気筒1000ccというルールでした。
以前ご紹介したRVF750/RC45のV4 750cc 4気筒のマシンから、使用されるマシンがこの2気筒のVTR1000SP-1になりました。
こちらはVTRのレーサー仕様のカスタムが施された一台です!
このカラーリングはHRCが手がけたVTR1000SPW(ワークスマシン)を塗装で再現!
VTR1000SPWとは?
市販車のVTR1000SP-1をベースに開発された999cc V型2気筒 DOHCエンジンを搭載するマシンです。
車両重量162kg V型2気筒エンジンが発生するパワーは、180PS以上で凄まじいパワーを手に入れました。
ちなみに、VTR1000SPW で鈴鹿8時間耐久に参戦したホンダは
2000年 宇川徹、加藤大治郎チーム キャビン ホンダ 1位
2001年 バレンティーノ・ロッシ、コーリン・エドワーズチーム キャビン ホンダ 1位
2002年 加藤大治郎、コーリン・エドワーズチーム キャビン ホンダ 1位
2003年 生見友希雄、鎌田学チーム桜井ホンダ 1位
デビューしてから4連勝、ホンダの鈴鹿8耐7連勝の達成!!
その他にもEWC(FIM世界耐久選手権) SBK(ワールドスーパーバイク) マン島TTレース、AMA(AMA Pro Road Racing)といったレースで次々にチャンピオンを獲得!!
本気になったHONDAを誰も止められなかったんですね!!
しかし、4気筒750cc、2気筒1000ccというルールが
『4気筒1000cc、2気筒1200cc』
へと変更され
2気筒1000ccの有利性が無くなるどころか、まるでVTR1000SPをレースから追い出すように急変したのです。
そしてSBKには、2002年のVTR1000SPWを最後にワークスチームとしての活動を休止していたHONDAでしたが
2020年18年ぶりに新型「CBR1000RR-R」で復活参戦しましたね!
そして今年2022年開催の鈴鹿8時間耐久ではTeam HRCがとんでもないタイムで優勝!!!
このカスタムが施されたVTRに僕自身も乗りました!
こちらのVTR1000SP-1、いろんなカスタムが施されておりまして凄く乗りやすく楽しく走れました!
気になった方は是非見てね!
是非皆さんコメントください!
それでは!