【うまい、うますぎる】夏限定の「十万石ぷりん」が濃厚で美味しい(さいたま市中央区)
あなたは「うまい、うますぎる」まんじゅうを知っていますか?
埼玉県民、埼玉出身の方であれば、ほぼ全員「知っている」ことでしょう。
では、「うまい、うますぎる"プリン"」はご存知でしょうか。もしかしたら「知らない」という方もいらしゃるかもしれません。
今回は十万石ふくさやの「十万石ぷりん」をご紹介します。
「うまい、うますぎる」は世界的な板画家・棟方志功先生の言葉
「うまい、うますぎる」というセリフは、埼玉銘菓「十万石まんじゅう」のCM内で流れるもので、埼玉県民ならほぼ全員知っている、見たことがあるCMです。
この「うまい、うますぎる」という言葉、実は世界的な板画家である棟方志功先生が実際に言われた言葉です。
十万石ふくさやの先代が棟方志功先生のもとを訪れ、十万石まんじゅうを差し出されました。棟方志功先生は無類の甘党で、一気に5個お召し上がりになられたそう。
そして、6個目に手を伸ばしながら、
「うまい、(行田名物にしておくには)うますぎる」
とおっしゃられ、直ちに筆を取られ、CMでも使われている忍城のお姫様の絵を描かれたそうです。
参考『【うまい、うますぎる】誕生秘話 | 十万石ふくさや』より
十万石まんじゅうはコラボ商品も多数
「十万石」は行田本店をはじめ、埼玉県内に40店舗あります。さいたま市内には与野本町店、岩槻店、浦和コルソ天、大宮別所店、大和田店、七里店、そごう大宮店、東浦和店の8店舗があります。
十万石まんじゅうは通常商品の他、コラボ商品も多数製作・販売されています。大人気のスマホゲーム「ドラゴンクエストウォーク」とコラボレーションした「10万ゴールドまんじゅう」は "10万G" や3匹のスライムが焼印されているもので、発売当初はお店の前に長蛇の列が作られるほどの大ヒット商品となりました。
今は土日限定での販売ですが、毎回売り切れるほどの人気が続いています。
他にもサッカーの浦和レッズとコラボした「浦和レッズ 十万石まんじゅう」や、現在放送中の大河ドラマ「青天を衝け」のモデルである渋沢栄一さんをモチーフにした「渋沢栄一 十万石まんじゅう」、人気マンガ『翔んで埼玉』とコラボした十万石まんじゅうなど、様々なコラボ商品があります。
どれも贈答用としてとても評判が良く、喜ばれているそうです。
十万石まんじゅう以外にも多数のお菓子
十万石では十万石まんじゅうの他にも和菓子や焼き菓子、慶事菓子、弔事菓子など、幅広い種類のお菓子が製造・販売されています。
また、季節限定のお菓子もあり、今の季節は水ようかんやわらび餅、トマトゼリーなどが製造・販売されています。
その中で気になったのが「十万石ぷりん」。特性カラメルソースが添えられたプレーンの「卵ぷりん」、小豆あんを乗せた「あんプリン」、大人から子どもまで幅広く好まれる「杏仁豆腐」の3種類のプリン。
今回はプレーンの「卵ぷりん」味を買って、いただきました。
冷やしたプリンを器に出し、特性のカラメルソースをかけていただきます。
一口目からわかる濃厚な味。それでいてくどくなく、じっくりと甘さ、美味しさを味わえます。特性のカラメルもちょうど良いほろ苦さで、プリンの味わいをさらに深めてくれます。
付属のスプーンが小さめなので、ひとくちひとくち、じっくりと味わうことができます。
食べながら思わずこぼれる言葉は、やはり「うまい、うますぎる」でした。
「十万石ぷりん」は卵ぷりん、あんプリン、杏仁豆腐の3種類とも270円(税込)。高級なスイーツだと1個500円以上するものが多い中、お買い得な価格です。
美味しいスイーツを食べたい方、思わず「うまい、うますぎる」と言ってみたい方、ぜひ十万石の「十万石ぷりん」を買って召し上がってみてください。
十万石 与野本町店
住所:さいたま市中央区本町西 1-1-7
アクセス:JR埼京線「与野本町」駅から徒歩8分/さいたま芸術劇場前
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日
駐車場:4台