聞いてくれますか？　この前、小さな頃の夢を1つ叶えたんです！

それは周南市福川駅近くの「澄織商店」さんのおかげなんです。今回は筆者の夢を叶えてくれた「澄織商店」さんのご紹介です。

福川駅近くの気になるお店「澄織商店」

皆様は福川駅周辺に行かれますか？　筆者が福川駅を通りかかる度に気になっていたお店、それが「澄織商店」さんなのです。

レトロ感がある素敵な店構えに「だかしのはこうり」の旗…。

一体、どのようなお店なのでしょう？2022年7月初旬に伺ってみることにしました。

駄菓子が並ぶ店内で童心に帰る

お店の入口は自動ドアではなく木製の引き戸。温かみを感じます。

お店の外から店内を覗くと、ガラス窓の向こうにズラッと並ぶ駄菓子が見えます。扉を開ける前からうれしくなって、小さな頃の自分に戻った気分です。

お店に入ると、お菓子がいっぱい！　昔の記憶とともに、色んなお菓子が目に飛び込んできます。

駄菓子って、どうしてこんなにも心が躍るのでしょう。もう大人なのに、懐かしい感覚になります。

夢の「だかしのはこうり」

「澄織商店」では駄菓子はバラ売りしておらず、全て箱売りとなっています。

駄菓子の箱売りって、夢が詰まっていますよね。小さな頃は「〇〇円までよ！」と言われていた駄菓子がてんこ盛り…。誰もが一度は夢見た事だと思います。

お店に並ぶ駄菓子は種類が豊富です。お馴染みの駄菓子に「これこれ〜！」「懐かし～！」と声が出てしまいそうです。

こちらの棚にぎっしりあるのは「うまい棒」。

1度は食べたことのある駄菓子だと思いますが、こんなにたくさんの種類があると興奮します。

そして、当たり付きの駄菓子。箱売りだと当たりが必ず入っているそうですよ。ワクワクしますね。

他にもお馴染みの駄菓子が袋や箱にたっぷり…。これは眼福です。

はじめましての駄菓子に興奮！

お店にあるのは、お馴染みの駄菓子だけではありません！

筆者が大好きな「ブラックサンダー」はスタンダードなものの他に、優雅なヘーゼルナッツ・至福のバター・バナナのサンダー・抹茶のサンダーなど種類が豊富。

初めて見る味にびっくり感激！　至福のバターなんて美味しいに決まってます…。

「バタークッキーのぱんだろ〜」には、「めろんぱんだろ〜」が！　パッケージを見るとメロンパンが描かれていましたよ。メロンパン風味なのでしょうか？　気になる〜！

筆者が初めて見た「ピエールおじさんのロールケーキ」。

こちらも初めて見た「スペシャルピザ味」。

他にも「テキサスコーン コーンポタージュ」など、色々なスナック系の駄菓子がはじめましてです。

これを目的に来店する方も　人気の珍味系駄菓子

そして、最近これだけを買いに来る方もいるという人気商品が珍味系の駄菓子です。

おつまみにもなりそうな「健藻昆布（税込583円）」、「網焼き 焼きあじ（税込583円）」。

高級感のある「磯の木 昆布（税込1000円）」。

子どもも好きそうな「珍味 炙り焼きかわはぎ（税込777円）」。

そして、いつまでもしゃぶってしまいそうな「焼きほたて貝ひも（税込583円）」。

珍味系は、ちょこちょこつまんで食べられるのがいいですね。これも箱入りの駄菓子だからこそ…ですね。

駄菓子以外のお菓子も珍しい

「駄菓子の箱売り」スペースの反対側では、一般的なお菓子も販売されています。こちらは一個から購入出来るそうです。

一般的と言っても、こちらでもはじめましてのお菓子を発見しましたよ。

皆さんはご存知なのでしょうか？「きなこ饅頭」、「黒糖まんじゅう」「あんぼうろ」…。

「レーズンサンド」に「パイナップルサンド」…。気になるお菓子を試してみたくなります。

大人になって叶えた駄菓子箱買いは想像以上！

たくさん並ぶ駄菓子…。筆者も1つ買ってみました。

それは、お店に入った時に1番最初に手に取った「いちご大福（税込270円）」。マショマロの中にいちご味のソースが入っている駄菓子です。個人的に思い出のある駄菓子の1つです。

袋から出すと、こんなにたくさん！　「いちご大福」だらけ！

これ、想像以上にうれしくなる光景です。皆様にも好きな駄菓子、思い出のお菓子で見て欲しい光景です。

創業明治35年　120周年を迎える「澄織商店」

子どもはもちろん、大人もうれしくなるお店「澄織商店」。創業明治35年のお店は2022年に120周年を迎えられるそうです。

歴史のあるお店は、どこか凛としていて懐かしく落ち着く雰囲気です。ずっと続いてきた空間は、とても素敵なんですよ。

お店には、歴史を感じる貴重なものが多くあります。

4代目店主さんが見せて下さった「記念状」は、初代店主さんの時代のもの。当時は自分の名前を店名にする事が多く、「澄織商店」も初代店主さんのお名前が由来となっているそうですよ。

そして、カンロの方も見て驚くというのがこちらの黒板。「カンロ」になる前の「宮本製菓所」の「宮本」が刻まれています。

光市カンロ工場内にある資料館「CANDY PARK ヒトツブのヒカリ」にも飾られる歴史ある貴重な品だそうですよ。

お店に身を置くと、タイムスリップしたようなノスタルジーを感じます。今のお店にはない雰囲気ではないでしょうか。

駄菓子と真剣に向き合う時間を「澄織商店」で

初めて伺った「澄織商店」は懐かしい素敵な空間でした。一方で新しいお菓子との出会いには、ワクワクしっぱなしです！　

品揃えが豊富で送料の心配がないので、周南エリアで箱買いを検討されている方は、まずは「澄織商店」さんに行かれる事をオススメしますよ。

皆様も扉を開いて、駄菓子を選んでいたあの頃を思い出してみてはいかがですか？　夏休みに子どもさんと行ってみるのも楽しそうですね。

場所は福川駅近く。福川駅前を湯野方面へ続く道を進むと、「だがしのはこうり」の旗が見えますよ。