横峯さくらが韓国女子ゴルフツアーで“スタート時間に遅れて”2罰打!一体何があった?
先週に引き続き、2週連続で韓国女子ゴルフ(KLPGA)ツアーに出場している横峯さくら。
先週の「OKファイナンシャルグループウッメンオープン」では、通算6アンダーの31位タイでフィニッシュし、好調の状態で迎えた「ハナファイナンシャルグループチャンピオンシップ」の初日(21日)。しかしここで思わぬトラブルに見舞われることに。
横峯は9時30分、1番ホールからスタート予定だったが、ティグラウンドに到着したのは「9時30分50秒」だった。
KLPGAツアーでは「プレーヤーは必ず自分のスタート時間にラウンドを開始しなければならない」という規定があり、横峯はスタート時間の遅れが5分以内だったことから、「2罰打」を科されてしまった。
シャトルバスに乗るもコースの場所を勘違い
その後、スタート時間に遅れた理由も判明。横峯はこの時の状況について韓国メディアにこう語っている。
「(コース内を走る)シャトルバスに乗ってきたのですが、コースの場所を勘違いして、元々いた場所に戻ってきてしまったんです。それでスタート時間に遅れました。私の不注意のせいで起こったこと。明日からは遅れないようにします」
また、「ペナルティを受けたあとは、バタバタしてしまいましたが、後半にすべて挽回してイーブンパーで終えることができてうれしい」と笑顔を見せていたという。
この日、遅刻による2罰打で、2オーバーからスタートした横峯は13番で13メートルのバーディパットを沈めると、15番はチップインバーディを奪ってスコアをイーブンに戻すことに成功している。
海外ツアーならではのミスと言えるが、思わぬ事態にも焦らず冷静にプレーしてスコアを崩さなかった横峯について、スポーツ・芸能専門サイト「MHN Sports」は「JLPGAツアー通算23勝の選手のベテランの技術で罰打を挽回し、ファンから拍手をもらっていた」と称賛していた。
また、日本ツアーで長らくプレーしたアン・ソンジュが、横峯の隣で日本語で丁寧に罰打の説明をしている姿も写真で確認できた。日本ツアー時代の元同僚の心強いサポートもその後の安定したプレーにつながったと思う。
想定外のトラブルに見舞われたが、なんとか落ち着いて切り抜けた横峯。2日目以降のプレーにも期待が持てそうだ。