【妊婦日記】7週目「ヘトヘト」
たった5ミリの生物が腹にいるってだけで、なんか体がおかしい。その記録です。
若干の気持ち悪さを感じつつ、なにより疲労感がすごかった時期。このイレギュラーな状況に、全身の細胞たちが大混乱らしい。心も結構パニックですけど、身体のパニック具合よ。
それにしてもヘトヘト。何もしてないのにヘトヘト。事故とか病気になって急速に体を治癒していくときも、こういう状態になるんやろなぁと想像できた。
もう寝るしかない。寝てばかりの日々のはじまりはじまり。
ヘロヘロ状態のまま、母子手帳をもらいに行く。
田んぼ広がるのどかな場所にポツンと保健センター。
岐阜は、どこに行っても人があんまりいないってのがいい。岐阜の役所や銀行などもろもろの施設に行くたびに感じる、仕事内容と時間のバランスで生まれるであろうこのゆるやかさ。
そして案の定保健センターもガラガラというか、ガランガラン。それに対して建物と駐車場はやたら広いというのが岐阜あるある(?)。
保健師さんらしきお姉さんから話を聞いていると、尋常じゃない量の汗がふきだしてきた。やはり体がバグってるらしい。
そんな中で様々な情報を浴びに浴びる。生まれてからの手続きなどに話が及んで、頭が全くついていかない。処理できる情報量が、いつもの10分の1くらいってとこでしょうか。
無事母子手帳を受け取って、なんだかちょっとワクワク。と思ったら、さっそく名前のところで滲むペンを使用して大失敗。早くも母子手帳やり直したい気持ちになる。
手帳の他に受け取ったのは、オムツやらの試供品と資料の山。産むまでと産んでからの情報がたっぷり載っているようだ。しかし、情報の処理が困難になっている妊婦にとって、この字の多さはちょっとそそられん。
その中に岐阜県父子手帳なるものを発見。これは他の情報誌と違ってイラストがたっぷりで、とにかく目を通してほしいという意図を強く感じた。
それをオットと一緒に読んでみて、産まれてからのことをイメージしながらおしゃべりして。今だけのプレ父プレ母期間、こういう時間を楽しみたいな〜思うのでありました。