【東近江市】能登川博物館で、10月26日から「遺跡からみつかった装いの品々」展が開催予定です
現在、東近江市能登川博物館のレンタルギャラリーでは福永和明さんによる「釣人の心に刻まれた風景 色えんぴつ画展」が催されています。
福永和明さんはフライフィッシングを愛し、フィッシュクラフト工房を運営している釣り人であり、色えんぴつで描かれた渓流などのイラストは、どれも爽やかさや涼しげな空気が感じられる仕上がりとなっています。
あくまでの一個人の感想となりますが、展示されている作品の中では「釣り人の心に刻まれた風景」が、特に素晴らしい1枚であると思えました。
夏のビワマス50cm(木彫原寸)も、滑らかな光沢を感じさせる仕上がりになっており、一見した際には木彫ではなく陶器かと勘違いしました。
自分にはどうにも作れそうにない、どのような工程を経て出来上がったのかも判然としない作品には、ただただ感服させられます。
こちらの催しの会期は2022年10月30日までとなっています。
そして2022年10月26日からは、埋蔵文化財センター企画展として「遺跡からみつかった装いの品々」展が開催される予定です。
正楽寺遺跡(しょうらくじいせき)から出土した耳飾りなどを展示、解説する催しであり、こちらは11月13日までが会期となっています。
正楽寺遺跡は今からおよそ4,000年前、縄文時代の後期の集落遺跡であり、平成4年から始まった発掘調査の際には、西日本で最大級の縄文遺跡として注目を集めもしました。
貴重な品々の展示と、そこに込められた思いについての解説。太古のロマンに心惹かれましたら、観覧に向かってみてはいかがでしょうか。
【「遺跡からみつかった装いの品々」展】
所在地
滋賀県東近江市山路町2225
開催日
2022年10月26日より開催予定
開館時間
午前10時~午後6時
会期中の休館日
毎週月曜日と火曜日、10月28日(金)、11月3日(木)
電話番号
0748-42-6761
(※東近江市能登川博物館のもの)
0748-42-5011
(※東近江市埋蔵文化財センターのもの)