【京田辺市】今年、京田辺のクラフトビールが楽しめるかも! 「大麦の麦踏み」プロジェクトに参加しました
京田辺市では、高齢化が進み、地元の農地が使われていない状況が進んでいる中、地元の農家や商工会のメンバーたちが協力してクラフトビールづくりをスタートさせました。
2024年はプロジェクトが4年目に突入し、今年も多くの一般の参加者が集まり、大盛況で「大麦の麦踏み」が催されました。
2月3日時点では、昨年の秋にまかれた種から芽が出て、ちょうど成長の兆しを見せています。
大麦の麦踏みでは、発芽した麦を足で踏みつけ、その上から土をかける作業が行われます。
このプロセスによって、5月頃には高さ1メートルを超える立派な大麦が育つのだそうです。 ^^
昨年は「京田辺ビール」が完成し、関係者に向けて試飲会が開催されました。 ^^2023年には300本のビールが製造されましたが、2024年には更にその数が増え、500本が作られる予定です。
大麦を発芽させて麦芽を製造する工程は、10kg作るのに約2週間ほどかかり、大量に生産することが難しいという課題があります。
一方で、今年は地元の人々にビールを楽しんでもらうために、さまざまなイベントが計画されているんですよ。
3月にはクラウドファンディングがスタートし、6月には収穫祭が開催され、7月下旬には夏祭りが予定され、ビールを楽しむ機会を用意されているんだそうです。
そして、驚くことに、現在、2025年の大阪万博にも出店エントリーが行われているんですよ。
京田辺の小規模なプロジェクトが着実に拡大し、来年には世界中の人々に知られるようなビールが生まれるかもしれません。
これからの展開に期待が高まりますね!
麦踏みの作業が終わった後は、みんなで、京田辺産の美味しいお米でつくったおにぎりが振舞われました。
去年も試食しましたが、筆者は「今まで食べたおにぎりで一番美味しいかも」と感じるほど、このおにぎりも本当に美味しいんです!
今年のビールは、ラベルも変えてネーミングも新しいものにバージョンアップする予定。
京田辺には約500年前から続く、農耕神事「おんごろどん」があります。
この神事では地面をたたき、「おんごろどん」と唱えながら、一軒一軒を回り、モグラを屋敷から追い出すという独特な風習があります。
この風習をもとにして、「おんごろどんビール」が完成するかもしれません。笑
また、昨年のビールはペールエールという種類でしたが、今年はセゾンになり、よりすっきりとしたフルーティーなビールになるとのこと。
どんなビールが出来上がるかとても楽しみですね!
このクラフトビールつくりは、一般の方も参加できるプロジェクトなので、ビール好きな人、興味のある方はぜひ、気軽に参加してみてください!
お問い合わせは京田辺農福観地域づくり協議会まで。
畑の駐車場には、たんぽぽや梅の花が咲きだしていました!
春ももうすぐですね!!
●大麦の麦踏み
610-0343 京都府京田辺市大住北角