【和束町】ここでしか食べられない! 絶景ロケーションとお茶の香りが漂う和束茶蕎麦ランチ「和束家」
国道163号線から和束町に向かい車を走らせて約5分ほど。そこにある、唯一無二の茶蕎麦専門店「和束家」をご存じですか? ^^
築150年の古民家をリノベーションした趣ある空間で、日本で唯一の「和束茶蕎麦」を楽しめるお店なんです。
和束町は「茶源郷」と称される日本屈指の茶どころですよね。
独特の気候と伝統的な栽培方法が生み出す風味が特徴で、国内外の品評会で数々の受賞歴を誇ります。
京都人なら誰もが知るこの茶の名産地に魅了されて、大阪から移住したご夫婦が始めたのが「和束家」さんです。
和束町の魅力を伝えるべく、茶蕎麦体験からの提供を始められました。
そしてコロナ禍という困難を乗り越えて、地元の声やお客様のリクエストを反映させながら始めたランチ営業。
ここ「和束家」さんでは、和束町の魅力がたっぷり詰まった特別な茶蕎麦を楽しむことができます。
さらに、お蕎麦以外のメニューもこだわりが光る逸品ぞろいなんです!
どれも絶品だったので、1つずつご紹介しますね!^^
まずは、宇治を代表する料亭「辰巳家」さんが監修したほうじ抹茶の呉豆腐です。(790円)
京都ガストロノミーアワードにも選ばれた一品です。黒豆のツヤが違うでしょ。笑
次に、はさみ付きで登場するボリュームたっぷりの天ぷら盛り合わせ。笑
米粉を使ってカラッと揚げられた天ぷらは、地元産の新鮮な野菜が中心です。
近隣の農家の方々が収穫したばかりの野菜を届けてくれることもあり、そのサクサク感と香ばしい香りが絶品です。
ボリュームがあるため、シェアしやすいように、はさみが添えられているんだとか。 ^^
そして、この天ぷらを味わうのに欠かせないのが、オリジナルの「食べる茶」(900円)です。
ガーリックやレモン、フライドオニオンなどのスパイスに和束茶をブレンドした手作りの調味料で一度食べたらやみつきになります。
これ、本当におすすめです!
筆者も頂いて帰りましたが、おにぎりにしてもあつーいご飯にかけてもお茶の香りがふわーっと広がってとにかく美味しいので、すっかりハマってしまってます。笑
白身魚にかけたり、ポテトサラダやオリーブオイルと混ぜてドレッシングにしたりといろんな使い方ができて、とにかく香りが広がるのでお茶が好きな方はぜひ、一度試してほしい逸品です。
食べるお茶とさくさくのとれたて野菜の天ぷら。
ほんと、ここだけでしか食べられないですよね!
そして、人気No.1メニューの「三宝和束茶蕎麦御膳」(1,890円)。
三段重ねのお重で提供される豪華な和束茶蕎麦です。
一般的な茶蕎麦は、抹茶に着色料を加えて作られることが多いですが、こちらの茶蕎麦は和束茶そのものを練り込んでいるのが特徴。
茶蕎麦というと、鮮やかな緑色と喉越しの良さが魅力ですが、その反面、風味が薄い印象を持つ方もいるかもしれません。
でも、「和束家」の茶蕎麦は一味違います!
お箸で持ち上げると、ふわっとお茶の香りが広がって、口に運ぶと、豊かな風味が広がり、喉越しとのバランスが絶妙です。
このひと口で、日本人に生まれてよかったと感じさせられるほどの美味しさ。笑
その茶蕎麦を厳選された薬味を添えて、いろいろな食べ方で楽しみます。
まずは、たっぷりの九条ネギとわさびでいただきます。
定番ですが、わさびと茶蕎麦の風味がふわっと広がるのでたまりません。 ^^
二段目は、大根おろしとすりだね、かつおぶしで。
大根おろしとふわふわのかつおぶしに薬味をまぜていただきます。
もう、まちがいない、、、ですよね。(笑)
そうだ!こちらの厚揚げも紹介しないと‥。笑
「この厚揚げを食べにわざわざ来たい」と言われるお客様もいらっしゃるくらいなんだそうです。
京都伏見のとろける厚揚げ(790円)は、外はパリッとして、中からはとろける食感がたまりません。
こちらもぜひ一度、試してみてください!
そして、三段目は海苔、うずら玉子、とろろ、おぶぶあられ。
この見た目でだれもがキュンとなりますよね!
「和束に来てよかった~」って思うこと間違いなしです!!
筆者は温泉が好きで、旅先では必ず美味しいお蕎麦を探して食べ歩いているのですが、「こんな近場に、こんなに美味しいお蕎麦があるなんて!」と感動しました。
お蕎麦好きの方は、ぜひ一度味わってみてください。
お店の前には駐車場があり、さらに手前には別の専用駐車場もご用意されています。
ランチは平日であれば予約も可能です。
茶蕎麦はなくなり次第、終了となるので事前にお店に営業の確認をされることをおすすめします。
もちろん、茶そば体験もできますので、ホームページでご確認くださいね。
和束町は茶畑が一年を通して緑色が広がっているので、四季を問わず美しい緑の山々を楽しめる景色も魅力です。
ぜひ、ドライブがてら一度食べに行ってみてくださいね。
●和束家●
京都府相楽郡和束町石寺初尾平21番地