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【神戸市】10月3日は「KOBE観光の日」無料で入れて雨でも楽しめるところはココ!2000円分お得

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

今日10月3日は2024年度「KOBE観光の日」。神戸市内の各施設で、割引特典やオリジナルグッズのプレゼントなどの特典があり、お得に楽しむことができます!

でも、あいにくの雨模様。

そこで、多くの対象施設の中から、無料で入館できて、しかも雨でも楽しめるところをピックアップしてみました。全部周ると2000円分お得!特にお得度が高いおすすめの施設は、新神戸駅に近いところにあるあそこ!

10月3日スタートの「重ね捺しスタンプラリー」の情報も!

「KOBE観光の日」対象施設は49もあるのですが、その中で入園料や入館料が無料になるのは次の施設

萌黄の館(異人館)・竹中大工道具館・神戸市立王子動物園・神戸市立博物館(コレクション展のみ)・相楽園・須磨離宮公園・神戸華僑歴史博物館・兵庫県立兵庫津ミュージアム ※神戸市立森林植物園は9/29開催

無料ではなく割引になるところもあるので、全施設の特典一覧はこちらのPDFからご確認くださいね。

神戸市立王子動物園は、動物科学資料館やコアラ舎など、屋内施設、屋内で動物を見られるところもあるので、雨でも楽しめないことはないですね。

相楽園、須磨離宮公園はちょっと厳しいかな。

雨でも全く問題なく楽しめる施設はこの5つ。(各施設の詳細は、施設名のリンク先、過去記事をご覧ください。)

萌黄の館(一般400円→無料)

北野町にある「萌黄の館」は、元アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅で、昭和55(1980)年に国の重要文化財に指定されました。萌黄色の外壁に包まれ、2階からは、神戸の街並みの眺望を楽しめます。

(C)一般財団法人神戸観光局
(C)一般財団法人神戸観光局

神戸市立博物館(一般300円→無料)

神戸市立博物館」は雨でもOK.ただし無料になるのは2階のコレクション展示室(一般300円→無料)のみです。

コレクション展示室だけでも、国宝の「桜ヶ丘銅鐸・銅戈」や重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」などを観られます。

特別展「デ・キリコ展」は一般 2,000円。

神戸華僑歴史博物館(一般300円→無料)

南京町の一番西端、壁のイラストが可愛い皇蘭南京町本店から海側へ約3分(230m)歩いたところにあるのが「神戸華僑歴史博物館」。神戸開港(1868年)により、上海、香港、長崎などからやってきた華僑の記録を華僑華人の視点で紹介、展示しています。詳細はこちらの公式サイトを。

兵庫県立兵庫津ミュージアム(一般300円→無料)

兵庫県立兵庫津ミュージアム」も「KOBE観光の日」は無料開放。ひょうごはじまり館、初代県庁館とも無料で楽しめます。5つの中で一番規模が大きい施設ですね。

初代県庁館は、旧大坂町奉行所兵庫勤番所の建物を復元した施設で、当時の県庁舎の知事執務室、旧同心屋敷などが再現されています。

初代県庁館についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

ひょうごはじまり館は、横幅13メートルの大スクリーンがあるひょうごダイナミックシアターがおすすめ。

兵庫県成立時の激動のドラマを大胆にアレンジ。ラップ音楽なども取り入れ、若い人でも楽しめるストーリーで思わず見入ってしまいますよ!他の展示はこちらの記事を参照ください。

竹中大工道具館(一般700円→無料)

通常700円(一般)の入館料が無料に!「KOBE観光の日」対象施設で最もお得度が高いのがこちらの「竹中大工道具館」。神戸市営地下鉄新神戸駅北出口2より徒歩約3分。神戸市バス2系統・18系統 熊内6丁目停留所下車徒歩約2分のところにあります。

一般にはあまり知られてないミュージアムですが、今外国人観光客に大人気。収集した資料は3万点以上で、こちらでは約1千点の大工道具などを展示。

数寄屋の繊細な仕事が見えるスケルトン茶室模型は必見。

中でも、吹き抜け空間に聳える約7mの唐招提寺金堂の組物模型が圧巻。

「竹中大工道具館」は、消えていきつつある大工道具を民族遺産として収集・保存。研究・展示を通じ後世に伝えていくことを目的とした日本で唯一の大工道具の博物館です。

館内には貴重な資料がいっぱい。特に建築や建物の歴史に興味のある方におすすめですが、あまり興味がない方でも楽しめるよう工夫されています。

これは法隆寺五重塔。

「木を生かす」のゾーンでは「栗」「欅」「桜」の木を削ったものに触ることができます。

2014年、竹中工務店ゆかりの地に建てられた「竹中大工道具館」は、建物自体や美しい庭園も見逃せません。

2024年12月15日まで、「日光の彩色と金工 〜社寺建築の美しさの謎を解く」という開館40周年記念企画展を開催。

重要文化財にもなっている日光東照宮の修理中の部材4点を特別に出品。現地では遠くでしか見ることができない造形を間近で見られます。

今回ピックアップした施設だけ全部周ると、なんと2000円分お得に!

こんなチャンス滅多にありませんよー。

10月3日スタート!「重ね捺しスタンプラリー」

「KOBE観光の日」の10月3日(木)に新たに始まった企画があります。

それが、神戸市内の21館のミュージアムやパートナーが参画するKOBEミュージアムリンクのキャンペーン「重ね捺しスタンプラリー」。2025年3月31日(月)まで開催。

それぞれ異なる5つのグループのスタンプを全て重ね捺しすると、KOBEのミュージアムをイメージした素敵なイラストが完成するというもの。

今回ご紹介した竹中大工道具館・神戸市立博物館・兵庫県立兵庫津ミュージアムも勿論対象です。ぜひチャレンジしてみては? 詳細はこちら

画像:KOBEミュージアムリンク事務局 公式サイトより引用
画像:KOBEミュージアムリンク事務局 公式サイトより引用

基本情報

イベント名:KOBE観光の日

開催日:2024年10月3日(木)

神戸公式観光サイト Feel KOBE KOBE観光の日 詳細

KOBEミュージアムリンク

竹中大工道具館 公式サイト

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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