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【仙台市】名店の上質な蕎麦に舌鼓を打ち、見たことない大きさのかき揚げに腹鼓を打つ「秋月庵 三次郎」

ドジボ仙台情報クリエーター(仙台市)

今日ご紹介するのは、仙台市泉区にある蕎麦の名店『秋月庵 三次郎』。
それほど蕎麦好きじゃなかった私に、「蕎麦って美味いもんなんだ」と思わせてくれたお店なのです。

場所はちょっと分かりにくいかも。県道仙台泉線を北に向かい、将監トンネルの手前の信号を右折。細い道を進んで突き当たった左角です。左折してすぐ入り口があります。

駐車場は広く12台置けますが、人気店なのでやはりお昼時は一杯になります。その時は斜め向かいの第2駐車場へ。

店内は広くテーブルが16卓。それに小上がりと座敷も。大きな窓からは明るい日差しがたっぷりと差し込んでいます。

席に着いて一応メニューを見ますが、今日はもう決めています。名物のかき揚げざるそば(1420円)を食べるぞ~!と気合を入れて来たのです。はりきり過ぎだって? いやいや、気合を入れなきゃならないほどかき揚げが大きいのです。

注文した時「揚げるのに少々時間を頂きます」と言われ、待つことしばし。出来上がって来たかき揚げざるそばが、こちら。

ど~ん!グレープフルーツかと思うほどの大きさ。これは気合を入れて向かわないと敵わないでしょ。

この大物に挑む前に、まずは蕎麦を食べます。そもそもこちらのお店は蕎麦が美味しいんですから。

蕎麦ちょこに麺つゆを注いで。

わさびを蕎麦に乗せて持ち上げたら、蕎麦の下半分をつゆに浸して一気にズズズ~ッとすすります。旨い。いつも変わらぬ安定の美味しさ。細切りなのにしっかりコシがある。

山形産を中心にした国産そば粉の一番粉と二番粉を合わせて作るそうです。蕎麦の実の中心部の一番粉は更科粉とも呼ばれ、白く透き通るような蕎麦になります。食感もツルツルとした喉越しを生み出します。その外側の二番粉はコシが強く、香り高く、風味の濃い蕎麦になります。この二つを合わせることで、喉越し、風味、コシの三拍子揃った蕎麦が出来るのです。

いつまでも食べ続けていたいと思う蕎麦を、とりあえず一口二口堪能したら、いよいよ大物かき揚げに立ち向かいます。

かき揚げも蕎麦つゆで食べるのですが、大き目の器が別に添えられています。この配慮は嬉しいですね。蕎麦を食べるつゆに油が浮かなくて済みます。
割ってみると、具がぎっしり。

小さく割って、つゆをちょいと付けて口の中へ。

サクッ。美味しい。こんな大きいのを、よくこんなサクサクに揚げられるもんです。その技術にも感服。

具だくさんで一口ごとに色んな味が楽しめます。口に入れた瞬間に広がる桜海老の香り。プリップリの小エビと、シャクシャクのごぼう。時々飛び込んでくる小柱の甘さ。口飽きすることなく、もう一箸もう一箸と食べ進んじゃいます。

蕎麦、かき揚げ、蕎麦、かき揚げという幸せの無限ループもあっという間に終了。お腹いっぱいになりました。もう入りません。味も大満足。女性や小食の人は、かき揚げを2人でシェアするぐらいでいいかも。

他のメニューもご紹介。

一番人気は、かしわざるそば(900円)。温かいつけ汁に鶏肉と揚げ玉が入っています。
とんかつ屋より美味しいと評判のかつ丼とそばのセット(1400円)も人気。
そばの実の外側まで使った挽きぐるみの北前そばと言うのも、土・休日限定30食であります。
ざるそば(780円)はリーズナブル。他にもメニューは多彩です。

また、11:30から16:00まで平日ランチも。

人気のかしわざるにミニかき揚げ丼が付いて1100円とお得です。ランチタイムが16時までと言うのもいいですね。
そうそう、お店の営業時間が11:30から20:00までの通しなので、忙しく働いている人にとってはランチ難民にならずに助かります。

【秋月庵 三次郎】
営業時間:11:30~20:00

※かき揚げざるそばL.O.19:30
定休日:無休
電話 022-218-6460
仙台市泉区泉中央3-23-14

仙台情報クリエーター(仙台市)

仙台を拠点として動き回っています。冬は近県でスキー、夏はマラソンとゴルフ、時々カヤック。そして旨くて安い店でガッツリ食べる。仙台のマニアックな情報をお伝えします。

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