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【秋田県秋田市】秋田の味と文化を伝えるお菓子“ドンッ!”玄米と味噌が織りなす「地域おこし」

ru_ruクリエイター/ライター(秋田市)
「地域おこし」

秋田県秋田市。地元産あきたこまちの玄米を使用した新しいドン菓子「地域おこし」をご紹介いたします。2023年11月に起業したフレンドフーズMIYU(ミユ)が製造・販売するこの商品は、シェアキッチン「6坪カフェ」から生まれた秋田の新たな魅力を発信しています。

「おこし」とは、日本最古のお菓子。何かを「起こす」から来ており、地域や体を元気にするという意味合いが含まれています。縁起のいい言葉として親しまれています。

「ごま味」「みそ味」各¥600(税込み)
「ごま味」「みそ味」各¥600(税込み)

「秋田の物でおいしい物を作りたい、おいしい笑顔を届けたい」そんな思いを胸に、フレンドフーズMIYUの代表、広江さんは60歳で定年を迎えた後、地元秋田のために新しい土産物の開発に取り組んでいます。そして最初に誕生したのが、玄米と味噌を使用した新感覚のドン菓子「地域おこし」です。

「地域おこし」みそ味¥600(税込み)
「地域おこし」みそ味¥600(税込み)

「地域おこし」の最大の特徴は、原材料へのこだわりです。「地域おこし」は秋田県産あきたこまちの玄米を使用しています。さらに、秋田県仙北市西木町の「NPO法人 地域支援隊えがったなぁ」が作る「我が家の味噌」を使用することで、独特の風味とコクを実現。

広江さんは「我が家の味噌」を使ったみそ汁を初めて飲んだ時に「だしが入っているかのような旨みの多さと、熟成の甘味を感じるようなコクの深さに感動しました。この感動をもっとたくさんの皆さまへ伝えたいと思ったんです」

「地域おこし」みそ味
「地域おこし」みそ味

「とても香ばしく、歯ごたえがあり、みそがおいしい!後から現れるようにナッツがまたたまらない大人なドン菓子に感じました。お酒のお供にも合うような、とまらないおいしさです!」

「地域おこし」の魅力は、その多様な楽しみ方にもあります。コーヒーや紅茶、日本茶といった飲み物と一緒に。また、シリアルのように牛乳や豆乳をかけて軽食として食べることもできます。
「地域おこし」の魅力は、その多様な楽しみ方にもあります。コーヒーや紅茶、日本茶といった飲み物と一緒に。また、シリアルのように牛乳や豆乳をかけて軽食として食べることもできます。


現在、「地域おこし」は県内4カ所(西武秋田店(地下1階)・秋田温泉プラザ・しゅしゅえっとまるしぇ・前田商店)で委託販売をしているほか、ネット販売も行っています。しかし、広江さんはまだ自前の店舗を持っていません。そのため秋田市内にある「6坪カフェ」というシェアキッチン&シェアスペースを活用して製造を行っています。

「6坪カフェ」(※四ツ小屋駅より徒歩5分)
「6坪カフェ」(※四ツ小屋駅より徒歩5分)

秋田市四ツ小屋の「6坪カフェ」

「やりたいことを、やりたいと思った時に」をコンセプトに、起業家や創作活動を行う人々をサポートする施設です。飲食店営業、菓子製造業、惣菜製造業の許可を取得でき、食品衛生責任者の資格があれば誰でも利用可能です。

「キッチンスペース」  業務用冷蔵庫や製氷機、ガス、オーブンなどが完備されています。
「キッチンスペース」 業務用冷蔵庫や製氷機、ガス、オーブンなどが完備されています。

菓子製造だけでなく、教室やワークショップ、作品の展示・販売なども開催できる多目的なスペースとなっています。

「無駄がなく動けるキッチンスペースで料理の進行がスムーズにできます。調理中の移動が最小限に抑えられ、時間を有効に使うことができて快適」と広江さんは絶賛していました。

「テーブル席」
「テーブル席」

施設内は清潔感があり、とにかく落ち着ける印象です。シンプルにオシャレで、6坪という広さが丁度よく、ホールとキッチンの魅力が凝縮されていました。

ドライフラワーの飾りなど「6坪カフェ」オーナーの手作り。キッチンの配置などもオーナーのアイディアでデザインされたものです。

施設は完全予約制ですので、ご興味ある方は是非、問い合わせてみてはいかがでしょうか。また、施設営業予定は「6坪カフェ」公式HPのカレンダーをご覧ください。

広江さんは「6坪カフェ」について「いろんな教え合いや助け合いが生まれて、ここで成長していける。そんな空間です。ここで「地域おこし」を作ることで、秋田の新しい魅力を発信できる商品が生まれました」と語っていました。

今後、商品を増やして、フレンドフーズMIYUは自店舗を持ち、企業やグループ、お土産用の「おこし」の製作にも取り組む予定とのことです。

(写真素材協力 フレンドフーズMIYU)
(写真素材協力 フレンドフーズMIYU)

「地域おこし」は、秋田の豊かな食材と伝統、そして新しいアイディアが融合した商品だと思います。シェアキッチンという新しい形態から生まれたこの商品が、「地域の方々に懐かしさを感じていただき、新たな土産物として広まり、地域活性化の一助になれば」と、秋田の未来への希望が込められているように感じました。

シェアキッチンから生まれる地域活性化の新しい挑戦と、玄米と味噌が織りなす新感覚の味わいとともに、是非、懐かしい味わいを感じてみてはいかがでしょうか。

【施設情報】 ~6坪カフェ~
郵便番号:〒010-1417
住所  :秋田県秋田市四ツ小屋字下川原139−4
営業時間:予約制(※お問い合わせはHPまたはInstagram DMからお願いします。)
駐車場 :有
※四ツ小屋駅より徒歩5分
公式 HP
公式 Instagram

【商品情報】 「地域おこし」
フレンドフーズMIYU(ミユ)
電話番後:090-8928-3400
連絡先 :mito.200125@gmeil.com
公式 HP 
公式 Instagram

クリエイター/ライター(秋田市)

Nobo_akと申します。視線は静かに力強く、背景と響き合うよう言葉になる前の感覚を大切にしています。時に心の奥で震える微かな音が既存の概念を超えて、心のどこかにそっと触れるよう多角的に紡ぎ出せるような価値と表現を組み立てて地域内の情報を発信します。

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