名古屋市中区の「まちのたね」では、9月29日（日）まで、「Fun！Yatsugatake　長野県茅野市」が開催中です。

「まちのたね」はUR都市機構が、日本全国のまちの魅力を発信するために設けた「ひと」と「まち」のマッチングスペース。

昨年夏のオープン以来、北海道から沖縄まで幅広く地域の魅力を発信しています。

イベントは長野県茅野市が主催するもので、紅葉や登山などのシーズンを迎える八ヶ岳などの観光情報のほか、ふるさと納税や移住、就農についての情報を得ることができますよ。

■山グッズや山小屋コーヒー、農産物販売も

会場では、八ヶ岳観光協会による手ぬぐいやシャツなどの山グッズや、山小屋で焙煎されたコーヒーの販売も。週末には、茅野市から農家さんが来場し、リンゴや米、パセリ、菊などの販売も行われます（26日～27日は特産品の販売はありません。販売スケジュールは記事下部よりご確認ください）。

販売されるリンゴは今が旬の3種類。果汁の量が多い「シナノドルチェ」、諏訪地域生まれの「すわっこ」、黄色リンゴ「トキ」。どれも比較的新しい品種です。リンゴ王国が育んだ圧倒的な香りとほとばしる果汁をお楽しみに。

■「おいしい！！」の声続々、山小屋のコーヒーが名古屋にやってきました

こちらは八ヶ岳の山小屋で焙煎されたコーヒー豆。もともとは登山口に建つ山小屋で登山者へのサービスとして提供していたのが始まりです。

と話してくださったのは八ヶ岳で4軒の山小屋を営むお方。

現在の山小屋の気温は5～6度。淹れたてのコーヒーを手に、山散策‥‥‥想像するだけで気持ちがよさそうです！

■「山で飲むのも良いですが、山を思ってお家で飲むのも良いものですよ」

山の名前などを冠したラインアップは8種類。深煎りなのでサッと淹れてお楽しみくださいね。取材中もコーヒー好きの方がふらりと立ち寄って、試飲をして購入する様子が次々と見られました（試飲は24日、25日のみ）。

筆者も赤岳を1杯いただきましたが、ひと仕事終えたあとに目を閉じて飲みたい、力強い味わいでした（諏訪エリアのサラリとした冷涼な気候が思い起こされました）。

普段は山小屋でしか購入できない知る人ぞ知る逸品です。

■農家さんに話を聞こう、就農セミナー

週末には地元の農家さんによる就農セミナー・相談会と、市の担当者による移住相談会が行われます。就農セミナー・相談会は「農業をする若い人を増やしたい、農業に興味を持ってもらいたい」との想いから開かれるもので、20代～40代の農家さんが茅野市から来場し、直接お話を聞くことができますよ。スケジュールは以下の通り。

・移住相談：9月28日（土）、29日（日）

・就農セミナー・就農相談：9月29日（日）　13時～16時

10月13日（日）には茅野市役所農林課による「農家を『知る』バスツアー」も計画されていますので、興味がある方はまちのたねで予習をしてみるものおすすめ（茅野駅集合、要予約）。

外部リンク：〈農家の暮らしってどうなの？〉農家を知るツアー（茅野市役所ホームページ）

■過ごしやすい冷涼な気候、長野県茅野市を選択肢の一つに

茅野市役所の職員さんは「イベントには、登山に興味のある方が大勢立ち寄ってくださっています。観光はもちろん、子育てを終えてからの移住や、お子さんが小学校へあがってからの移住を検討される方が多いです。茅野市への観光・移住、また就農を選択肢の一つにしてもらえたら」とおっしゃっていました。

期間中にアンケートに答えると、プレゼントもありますよ。まちのたねへぜひお出かけくださいね。

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