北本市深井にある、小さな魚河岸「魚孝鮮魚センター」、中山道沿いの魚屋さんです。

こちらの魚孝鮮魚センター、隣接するお茶屋さん、「静岡ヤマサ園」同じ経営になっています。お茶とお魚を一緒に購入できるお店です。

まずは魚孝鮮魚センターから、お伺いしました。店内が非常に明るいお魚屋さんです。

お刺身ひとつひとつにコメントがついていて、選ぶポイントになりますね。読んでいるだけでも楽しいです。

ところでお魚の柵から、自分のお好みの味のものを選ぶことができますか？　同じ魚からカットされた柵とはいえ、ひとつひとつ、甘味が強かったり、あっさりだったりと食べた印象が違うそうです。ただ、見極めはなかなか難しいところ。お魚がわからない。そんな時こそ、魚孝鮮魚センターへ訪れてみてください。好みを伝えれば、おすすめをしていただけます。魚屋さんで話を伺うのを緊張してしまう方も、ぜひこちらのお店へ。お魚を見極める力はプロですが、対応が非常に気さくで、お話しやすいです。店舗全体に活気があり、楽しそうにお魚のお話をしてくださいます。

柵はもちろん刺身にしていただけます。美味しそうな柵を購入してもお家で刺身にするのは、包丁さばきなどが難しいですよね。せっかくの美味しそうなお魚がぼろぼろになっては悲しいですし、そちらもプロにお任せしましょう。お刺身で食べたいです！　と伝えればOKですよ！

お刺身からも、美味しそうなものを選び、もり合わせていただきました。

お刺身の「こち」、「いか」。柵の「めばちまぐろ中トロ」を刺身にしていただき、盛り合わせていただきました。盛り方ひとつで美味しそうさが増しますよね。

魚孝鮮魚センターのお得情報を教えていただきました。第２、第4土曜日はこちらの江戸前寿司がお得に提供されるそうです。分厚いネタがのった9貫で500円(税抜き)は非常にお得なのではないでしょうか！？　見逃せませんね！

スーパーの鮮魚コーナーで出会うことが難しいお魚もたくさん。あれはこれは、と質問が止まらなくなるのもやむを得ませんね。

この地域ではどじょうの購入ができるお店も珍しいのだとか。見ているだけでもワクワクするお魚屋さんです。

お隣の静岡ヤマサ園は各種お茶を取り扱っているお店です。こちらも魚孝鮮魚センターと同様に、非常にお話を聞いていただける雰囲気です。

お茶屋さんもまた、なんだか初心者には難しいお店？　と構えてしまいますが、もっと気持ちを楽に入店して欲しいとおっしゃっていました。「お茶」と一口に言っても、贈答用から日常に飲むものまで様々。暑い季節だからこそ、こんな飲み方をしてみてください、とおすすめしてくださったり、正直なお茶の説明をしてくださいます。

緑茶はもちろん、ちょっとしたプレゼントには、かわいいパッケージの和紅茶も販売されています。緑茶も紅茶も元を辿れば、茶葉。同じカテゴリーなんだそうです。日常的に緑茶は飲まないな。という方でも紅茶なら取り入れやすかったりしますよね。国産フレーバーをブレンドしたお茶専門店の和紅茶。試してみていただきたいです！

こちらが今回購入したお刺身と、お茶です。

お刺身は、とろけるような中マグロ、味が濃いイカ、コリコリしてさっぱり食べやすいコチ。すぐに食べてしまいました。

そして静岡ヤマサ園はもともと隣の市、鴻巣市にお店があったそうで、鴻巣市のお土産品になるよう「こうのとり」という上質な煎茶をブレンドした香と味わいのある一品を作ったそうです。パッケージもコウノトリ伝説の鴻神社が描かれています。北本市内で鴻巣市のお土産に出会えるとは！　今後、こちらのお茶をお土産候補にしたいと思います♪

魚孝鮮魚センター、静岡ヤマサ園、両店ともたくさんの情報を教えてくださるので、あれはこれは？とこちらも興味がわいてきます。もし、お魚屋さん、お茶屋さん、専門店って初めてだけど入っていい？　と不安をお持ちの方はこちらのお店をおすすめしたいです。おいしいものと出会わせてくれるお店ですよ！