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浦和レッズ、今季最多6得点の大勝で磐田を破る

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田生命J1リーグ第25節。台風の影響で開催が心配されたジュビロ磐田との一戦がアウェイ静岡エコパスタジアムで開催された。

試合は開始早々の4分、浦和レッズが相手のパスをMF小泉佳穂がカットをしてカウンターを発動。小泉がドリブルで侵入して逆サイドでフリーになっていたMFダヴィド・モーベルグにパスが渡ると、モーベルグが左足でカーブボールのシュートを逆サイドのネットに突き刺して先制ゴールを挙げた。

さらに12分、磐田のビルドアップミスを突くと、FW松尾佑介が高い位置でボールを奪いペナルティエリアにドリブルで侵入。ゴール前に廃止混んでいた小泉にあわせて追加点。2-0とした。39分には、右サイドで仕掛けたモーベルグが上げたクロスがそのままゴールに吸い込まれて、モーベルグがこの日2得点目で、3-0とした。前半は完璧な内容で、浦和レッズが3点をリードをして折り返した。

後半、3点のビハインドを追いかける磐田が攻勢を仕掛けるが、レッズも決定機までは作らせず。すると62分、DF明本考浩が左サイドから上げたクロスをMF伊藤敦樹が左足でダイレクトボレーでゴールに突き刺して4-0とした。さらに65分、右サイドからの伊藤のクロスを小泉が落ちついて胸トラップでコントロールした後に冷静にゴールにシュートを決めてこの日2点目となるゴールで、5-0とした。78分には、FWキャスパー・ユンカーがディフェンスの裏を突くと、GKと1対1となり、ゴールを決めて今季最多の6点目。6-0とした。試合はこのまま終了して、6-0で浦和レッズが圧勝した。

試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「2ゴールを早く獲ることができました。非常に良い試合が出来たと思います。6ゴールを獲ることが出来ましたけど、J1という中で、アウェイでこれだけ点を獲ることが出来るのは容易なことではないと思いますが、それを選手一人一人が頑張りと良いプレーを出して実現してくれたと思います。今の現状を考えると、私が浦和に来た時から一番良い状態を迎えているのかもしれません。その理由としては相手がどの形をしてきてもどうやるべきかということを選手達が理解していることがあるのかと思います」と、試合を振り返った。

浦和レッズは来週金曜日に埼玉で開催されるアジアチャンピオンズリーグのラウンド16で、ジョホール・ダルル・タクジムと対戦をする。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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