水原希子、アラフォーやアラフィフからの支持も高いワケ!

 4月期はフジテレビ系ドラマ『心がポキッとね』に阿部サダヲや山口智子と出演。8月1日公開の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』ではミカサ役を熱演している水原希子。

 そんな彼女について、とある広告関係者がこんなことを言っていた。

 「水原希子さんは、同年代の女性からだけではなく、アラフォー、アラフィフの女性にも人気がある」

 それでピンとくる彼女の仕事は2つ。1つは杏からバトンを受けた、女性誌『25ans』のカバーモデルである。

 杏は言わずと知れた“世界の渡辺謙”の娘。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』に主演し、“あまちゃん超え”してからは、視聴率女優の仲間入りを果たした。7月期の連続ドラマでも、唯一、及第点の数字をはじき出しているのは彼女主演の『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)だけだ。

 そんな杏を手放し、いくら“リアル25ans(25歳)”とはいえ、表紙を水原に替えるというのは、編集部としても勇気がいったのではないか。

モード感あふれた表現美人

 だが、米テキサス州出身の兵庫県育ち。アメリカ人の父と韓国人の母をもつ水原のプロフィールは、読者が語りたい要素がいっぱい。黒髪と白い肌、エキゾチックな美形は、日本の大人女子の支持も得ているそうだ。

 今年で創刊35周年を迎えた『25ans』読者は、上はアラフォー、アラフィフどころかアラカンヌや、それ以上にもいると聞く。そうしたベテラン読者にも認められる、モード感にあふれた表情美人が水原なのである。

 実は、水原は苦労人でもある。03年にティーン誌『Seventeen』でモデルデビューした時は、ポーズの仕方が分からず、多くの写真でピースをするような“部活ノリ”だったというが、その後、『ViVi』に移籍し、現場で先輩モデルの長谷川潤と出会い、意識が変わったという。プロとしての仕事ぶりに心を打たれたそうだ。

 その長谷川と水原は、共に資生堂マキアージュのCMに出演している(別バージョン)。先に同CMに出ていたのは水原だということを考えれば、彼女はモデルとして大先輩に追いついたことになる。

 モードだけではなく、コンサバなクライアントやユーザーにもウケがいいということでは、もしかすると水原は長谷川を追い抜いたのかもしれない。

聖子ちゃんヘア世代はグッとくる

 コンサバな代表的クライアントといえば、「パナソニック」であろう。仲間由紀恵が8年も務めていた「パナソニックビューティ」(旧・きれいなおねえさん)の新キャラクターとしても現在、大人気の水原。

 その幅広いファン層を某マーケッターがこう表した。

 「水原さんは、初代・きれいなおねえさんの水野真紀さんの時代を知っている年代の方たちからの人気も高い」と。

 すでに発売され、水原のナチュラルなボブヘア“キコボブ”が簡単につくれる「カールアイロン(ブラシタイプ)」はクリーンヒット。

 そして、アラフォー、アラフィフ、アラカンヌのスタイリングを支えてきた“昭和の名品”「くるくるドライヤー ナノケア」の新作には、その世代の悩みであるトップの立ち上げに便利なアタッチメント「ボリュームアップブラシ」に早くも注目が集まっている。

 「くるくるを使って、聖子ちゃんヘアを真似していた世代の方たちにはグッとくるようです」とパナソニックの担当者は言う。

 80年にデビューした松田聖子は、顔周りを外ハネにしたヘアスタイルだった。そんな彼女を真似したのはファン女性だけでなく、82年にデビューした小泉今日子、堀ちえみ、石川秀美ら、「花の82年組」アイドルの多くがこのスタイルだった。

 平成生まれのお嬢さん方には全く通じない話なのだが、「くるくるがなければ、どうもスタイリングがしっくりこない」という昭和30年代、40年代生まれの大人女子に、久々に「買ってみたい」と言わせているのが「新・くるくる」であるようだ。

 なるべく、髪をボリューミーに見せたい同世代が水原を真似るには、「キコボブ」ではなく、「ふんわりカール」スタイルだろう。

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 前髪を異常に短くする以外、流行りのヘアスタイルがないとも言われる昨今。幅広い年代の女性から支持を集める水原は、髪型まで同年代にも大人にも愛されているのだ。