結婚は十人十色が原則。「蓼食う虫も好き好き」の虫になりましょう

 こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この記事を読んでいるあなたも該当します)で「そろそろ結婚したい」という人をオネット(大宮ネットワーク)にお迎えし、良縁を結ぶことをお手伝い中です。本連載ではその活動の一端をレポートしています。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。

 あまり良い意味の諺ではありませんが、「蓼食う虫も好き好き」は婚活にこそ適用するべきだと感じています。他の人は全くと言っていいほど興味を示さない異性の内面や外面に、自分にとっては輝くような美点を見出して愛し育てること。ちょっとマニアックな趣味が一致するのでもいいのです。万人受けするような人と一緒になっても、お腹の底から笑ったり安心したりできなければ豊かでオリジナルな人生は送れません。

 オネットは僕の読者同士を引き合わせる取り組みなので、相手との感性や価値観が似ている確率は高いと思います。例えば、今年3月に結婚を果たした元受けオネット会員の武田留美さん(仮名、38歳)は、Zoomお見合いを経てデートした攻めオネット会員の男性と好きな映画作品(『南極料理人』)が同じことで意気投合。そのまま交際してゴールインしました。

 さて、52人目の受けオネット会員である岡田広美さん(仮名、31歳)のキーワードは何でしょうか。フィンランドとサウナ、そして独自基準の単純明快な生き方だと僕は感じています。本人に語ってもらいましょう。

「サウナにハマったきっかけは、学生時代の留学先にフィンランドを選んだことです。住んでいた学生寮にサウナがありました。それまで私はドライサウナしか体験したことがなくむしろ苦手意識があったのです。でも、フィンランドのサウナは熱い石に水をかけて温度と湿度を上げていきます(ウェットサウナ)。水着で入るのは男女混合で、コミュニケーションも生まれる空間です」

岡田さんがハマったフィンランドの本場サウナ。ふざけて温度を上げすぎて友だちに叱られたそうです。(本人提供)
岡田さんがハマったフィンランドの本場サウナ。ふざけて温度を上げすぎて友だちに叱られたそうです。(本人提供)

プライベートも本業も副業も楽しくいろんな経験ができたほうがいい

 平日は会社で懸命に働いている岡田さん。自宅ではシャワーだけで入浴を済ませることもあるそうですが、いつしか銭湯や温泉に行くのが趣味になりました。

「サウナと水風呂には交互に2、3回入ります。体の奥まで温まり、ストレスが発散できるんです。慣れるとハマりますね。もうやめられません(笑)」

 ちなみに、結婚相手はサウナ好きでなくても良いとのこと。一人でも銭湯やサウナを楽しめるからです。自分なりの健康的なストレス発散方法を持っている人って素敵ですよね。

「いま、都内の広告会社で営業サポートの正社員として働いています。在宅勤務で、仕事は楽しいのですが、今年から部署異動をして不慣れな業務に戸惑っているところです。私の要領が悪いのもありますが、普通に働いていると夜9時ごろまで残業しなければなりません。慣れるまでに少し時間がかかりそうです」

 そんな岡田さんが自覚している「短所」は、「不慣れなことには一人でアワアワ」してしまいがちなこと。責任感の強い性格なのでしょう。

「でも、慣れたら前向きにできるほうだと自分では思っています。プライベートも仕事も楽しくいろんな経験ができたほうがいいですからね。ありがたいことに十分なお給料を本業でいただいていますが、副業として月に数日は起業した知人の手伝いをしています。できたばかりの会社が少しずつ進化していく一助になれるのは嬉しいです」

 これからの時代、岡田さんのような人をパートナーにすると仕事面でも良い影響を受けられそうですね。ほんわかした見た目で料理も趣味の一つなので家庭的に思われがちな岡田さんですが、実際には自分より年収の低い男性でもウェルカムとのこと。

ふんわりした雰囲気の岡田さんですが、実務能力も稼ぐ力も高いほうです。相手の男性にはそれを求めません。(本人提供)
ふんわりした雰囲気の岡田さんですが、実務能力も稼ぐ力も高いほうです。相手の男性にはそれを求めません。(本人提供)

愛のある突っ込みを入れたり、優しく教えてあげたりできる関係を築けるとうまくいく

 むしろ岡田さんは「竹を割ったような」性格をしているようです。自分の中の倫理観や価値基準がはっきりしていて、男性が相手でも「私ができることは私がやるから気にしないでね」というタイプだと自覚しています。

「今までの出会いでは、ごくたまに『女がでしゃばるな。男を立てろ』と言われることもありました。でも、男性が2軒目のお店を決めかねて3キロも一緒に歩いたときはさすがに私がお店を決めたくなりました(笑)。リードが苦手な男性でもまったく構いません。お互いに丁寧に接してコミュニケーションができる人と出会いたいなと思っています」

 このポイントに関してはマチコ先生のアドバイスが必要でしょう。初期段階で下手に主導権を奪ってしまうと、無用に傷ついてやる気をなくしてしまう男性も少なくないからです。

「多くの男性は頼られたい誉められたいと思っています。でも、リードしたいと思っても、デートに慣れていなくてできない人もいますよね。そういうときに愛のある突っ込みを入れたり、優しく教えてあげたりできる関係を築けるとうまくいくはずです」

 突っ込みを入れられても怒ったりしないようなフレキシブルな男性なら大丈夫です!と岡田さん。表情がパッと明るくなりました。こちらの意見を明確に伝えれば、ちゃんとわかって判断してくれるのです。男性としても付き合いやすい女性だな、と思いました。

フィンランドの友人が持っている別荘前の湖にて。「冬のオーロラが有名な国ですが、夏のほうが私はお勧めです。白夜でずっと遊んでいられます」(本人提供)
フィンランドの友人が持っている別荘前の湖にて。「冬のオーロラが有名な国ですが、夏のほうが私はお勧めです。白夜でずっと遊んでいられます」(本人提供)

※文中の受けオネット会員は仮名です。岡田さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方(=攻めオネット会員になりたい方)はこちらをご覧ください。