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関ジャニ∞ 、新ギャグも誕生の新たなる出発。「INFINITY RECORDS 出陣式」

杉谷伸子映画ライター

関ジャニ∞の新レーベル“INFINITY RECORDS(インフィニティ・レコーズ)”の第1弾リリースとなるニューシングル『言ったじゃないか/CloveR』が10月15日にリリースされた。その前日14日には『INFINITY RECORDS 出陣式』を開催。新レーベルとなって初めてファンの前にメンバーが揃って登場し、決意を表明した。

CDデビュー10周年に新レーベル“INFINITY RECORDS(インフィニティ・レコーズ)”を設立した関ジャニ∞は、会場の六本木ヒルズアリーナで『CloveR』『言ったじゃないか』を披露。横山裕が「ここからがスタートだというときに新レーベルというかたちで、『CloveR』と『言ったじゃないか』というまったく違う感じのふたつの曲を出せることを改めて感謝してます」、渋谷すばるが「今回“関ジャニズム”という大きなテーマを持ってやっていくので、 “自分たちはこれだ!”ということを、これからも胸を張ってやり抜いていきたい」、錦戸亮が「いろんな楽しいことを自分たちで提案したりだとか、皆さんといっぱい共有できたらなと思いますね、今まで以上に」、大倉忠義が「求められてるものを感じながら活動して、それも音楽活動だったりにいろいろ反映して、いろんなものを還元していければ」と、メンバーがそれぞれ意気込みを語った。

新ギャグ「ボロネーゼ」誕生、レーベル名誕生の秘密。

そんななか、「もっともっと“(関ジャニ)らしさ”を探していきつつも固めていきたい」と話していた丸山隆平が「はい、それでは一緒に、“ボロネーゼ”!」と手指を曲げて突き出すアクション付きの新ギャグで自分のコメントを締めたことから、続く安田章大、村上信五も同じように「ボロネーゼ」で締める抜群の連携プレーも披露。さらに、ファンからの質問コーナーも「パスタ」ネタになだれこんでいくという爆笑の展開をさらに盛り上げるあたりが、さすがトークの腕に定評のある関ジャニ∞ 。それでいて、「10年前の自分に言ってあげたいことはありますか?」という質問に、安田の「10年目がいちばん楽しいよって言ってあげたいですね。10年目以降ももっと楽しくなるよって言ってあげたい」という答に胸の奥が温かくなる場面も。

関ジャニ∞の“∞”を意味する“インフィニティ”を冠した新レーベルだが、レーベル名には「上方レコード」や「たこ焼きレコード」という候補もあったことも明らかに。ボツ案を明かすことに抵抗していた錦戸が「僕ら西のほう出身なんで、“上方レコード”…」としぶしぶ明かすと、「マネージャーさんに全部書いて預けたんですよ。そこからみんなで選んだっていうのがいきさつですね。それでみんな1票ずつ入れたんやな。だから、錦戸さんのはそりゃパンチありましたよ」(横山)、「上方レコード、それ一点張りでしたからね」(村上)と、レーベル名決定の経緯を解説。複数の案を出したメンバーもいるなか、“インフィニティ”を使っているメンバーが多かったというあたりに、グループ名への思いの深さがうかがえる。

これからチャレンジしてみたいことを問われて、「いつになるかはわかりませんけど、まだ一度も行ってない海外にも行けたら」と答えていた村上。その実現も楽しみだが、会見冒頭の挨拶での「47都道府県ツアーでジャニーズ初といわれるようなことも少しずつではありますが積み重ねてきたなかで、今回は新しいことを無理矢理探すのではなくて、やってみたら結果新しいことだったなという可能性を探れる良いチャンスではないかと思います」という言葉も印象的だった。

11月5日にはINFINITY RECORDS初となるオリジナル・ニューアルバム『関ジャニズム』がリリース。「関ジャニ∞とは何か」を基軸に、音楽やエンターテインメントを通じ、関ジャニ∞にとっての“イズム”(主義、主張)を提唱するアルバムになる。

『言ったじゃないか/CloveR』は発売中。

全国5大ドーム公演『関ジャニズム LIVE TOUR 2014→2015』は11月16日スタート。

映画ライター

映画レビューやコラム、インタビューを中心に、『anan』『25ans』はじめ、女性誌・情報誌に執筆。インタビュー対象は、ふなっしーからマーティン・スコセッシまで多岐にわたる。日本映画ペンクラブ会員。

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