高海水温域で次の台風がスタンバイ
【台風の発生が遅れている?】
気象庁は22日、”24時間以内に台風になる見込み”となる熱帯低気圧情報を発表しましたが、24日19時現在、台風は発生していません。順番に発生すると”台風17号”となります。
風は目に見えませんが、雲の様子でその流れを読み取る事が出来ます。
風が強まってくると雲の渦もまとまってきて「台風」となる基準に近づいていきます。
【台風となる条件】
台風になる条件は風速のみです。気圧でも大きさでもありません。
中心付近の最大風速17.2m/s以上・・・台風
中心付近の最大風速17.2m/s未満・・熱帯低気圧となります。
【異常な海水温分布】
日本付近の海水温です。真ん中が日本列島です。
マリアナ諸島付近で台風が発生する見込みです。
フィリピン付近は海水温が世界で最も高い海域のひとつですが、周辺のマリアナ諸島や沖縄付近でも、現在はさらに平年よりも海水温が高くフィリピン付近と同様に30℃をこえています。今後発生する見込みの台風がこの海域を通ってくると、発達しながら沖縄や本州南海上などに近づく可能性もあります。
今後発生する台風の動きに注意が必要です。
※台風が発生すると台風情報として発表されます。
24日の那覇の空は晴れたり雨が降ったり。変わりやすい天気を繰り返しています。