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日本一決戦は「4番が板山、抑えは伊藤和」の年間MVPコンビで《阪神ファーム》

岡本育子フリーアナウンサー、フリーライター
2日の練習試合前にペナントの授与が行われ、スタッフも含む全員で記念撮影。

 鳴尾浜での今季実戦をすべて終えた阪神ファームは4日の練習後、ファーム日本選手権が行われる宮崎へ移動しました。台風25号の進路が気になる週末、矢野監督もコーチの皆さんも、もちろん選手たちも「予備日も流れたら中止?それは嫌やなあ」と言っています。何とか7日はできそうな感じですよね。

 3日の練習試合後、矢野監督はファーム日本選手権の登板投手について聞かれ「先発は浜地」と明言しました。「短いイニングで、マメのことも気にせずいけばいい。馬場も投げさせたいし、中継ぎのみんなも。もう全員いくよ。残っていても仕方ないんで。試合の状況になるから今思っているプランと、実際にどうなるかわからないけど、どんどん経験させて」

 そのあと「盗塁数とか目立っているけど、全体的に言うとピッチャーが頑張った結果(優勝)なので、ジャイアンツが強いのは間違いないし、うちが勝つなら僅差かなと。どんどんいこうかなとは思っている」と話しています。浜地投手本人には2日に伝えたそうです。

決戦の先陣は二十歳の若武者

 浜地投手もプレッシャーをはねのけて?「プレッシャー感じとったらあかんよ。ファームで優勝することも8年ぶりで、そこで先発するわけだから。しかも1回勝負やで。あいつにも言ったけど、打たれようが抑えようが全部お前の経験、プラスになるんやから結果は気にせんでいい。思いっきり投げてくれることだけを思って先発にしている。その雰囲気を楽しむくらいの気持ちがあった方が。どうせやるなら楽しんでもらえばいい。負けたって何も取られるものはないし、俺が怒るわけでもないし。最後にみんなでやれたらいいから」

 「考え方としてはいろいろある。ことし1年頑張ったピッチャーとかもあったけど、挑戦させてやりたいなってところで浜地や馬場をと。そういう思いを持ってまたいけるのも巡り合わせというかね。あの甲子園(9月21日のソフトバンク戦)で勝ったら胴上げというところで投げられるタイミングも、みんなにあるわけじゃないし。今回の先発だって、最後の広島戦で2/3回を投げなかったら権利すらなかったんやから。そういう巡り合わせもあるんや」

3日の優勝ペナント授与でシャーレを掲げる矢野監督。確か8年前にはなかったですよね、シャーレ。
3日の優勝ペナント授与でシャーレを掲げる矢野監督。確か8年前にはなかったですよね、シャーレ。

 ファーム日本選手権には出場資格があって、ことし一度でも出場選手登録をされた選手は、ファームの公式戦に一定の試合数(もしくは打席、投球回)出ていなければなりません。矢野監督の言う“権利”というのはそれでしょう。浜地投手も最後に1軍で登板する可能性もあっただけに、そうなると規定回数に足りていなかったんですね。結果的には出場登録をされなかったため無条件で出られますが、なるほど!と納得しました。

「不安を払拭する準備はできた」

 さて、大役を任された浜地投手。4日の鳴尾浜でこんなコメントをしていたそうです。先発に指名された件は「ことしは結果を求めてやってきたので、まずはそこが一番です」とのこと。プレッシャーは?「プレッシャーは毎試合、毎試合、自分にかけてやっています。今回が特別どうこうはない。気にせずやりたいです」。聞いた時の感想は?「指名して頂いて、嬉しい気持ちはありました。いい舞台を経験できますが、経験だけで終わらせず結果を出したい」。巨人については?「特に意識はないです」

 ドキドキする気持ちも?「いつもは試合前だと怖い気持ちが強いけど、怖さがあるから練習でなくそうと取り組めるところもあります。いい意味で恐怖心というか不安はありますが、それを払拭するだけの練習、準備はできています。もう少し時間はあるので、準備をしっかりして試合に臨みたいです」

タイトル画像の集合写真にはスタッフの皆さんも入っていますが、こちらはユニホーム組のみの記念撮影です。
タイトル画像の集合写真にはスタッフの皆さんも入っていますが、こちらはユニホーム組のみの記念撮影です。

 いや~しっかりしていますねえ!もともと言葉を選んで、ちゃんと気持ちを伝えるタイプですけど、この2年でまた一段と大人になった…っていうと失礼でしょうか。「怖さがあるから練習でなくそうと取り組める」「不安を払拭するだけの準備はできている」。なかなか言えませんよ、二十歳で。ということは前回の優勝時、まだ小学6年生だったんですね。それはさておき、本番での快投を期待しましょう!

 

阪神ファームの年間MVP

 続いて、3日の試合前に行われた表彰の話です。この日、まず阪神タイガースの8月度月間MVPに伊藤和投手が選ばれ、表彰されました。さらに今季の鳴尾浜最終戦ということで、同じく球団選定ファーム年間最優秀選手(年間MVP)が発表され、打者部門は板山選手、投手部門は伊藤和投手が受賞。それぞれの選出理由を矢野監督に聞いています。

 まず板山選手について「ワンランク上がったかなと思う。攻、走、守のすべてにおいて。あとは姿勢が一番。あいつの姿勢なのかな?メンタルなのかな?そこが成長できたと。そういうふうに野球をやっていけば、いい方向には進むと思う。まあでもいつも言うけど、ファームで野球をやるために頑張っているわけじゃないから。それを糧にしてレベルアップしていかなあかん選手。そういう内面の部分が、春のキャンプを一緒にやり出した頃と比べたら、すごく成長して俺がその部分でどうこう言うことはなくなった」と矢野監督。

 いつも話に出てくる、安芸キャンプでの出来事を振り返ってもらいました。野手は1人だけしか外れない状況だった練習試合で、それまでの4試合はすべてフル出場していた板山選手ですが、22日の西武戦(安芸)は出ていません。それにはこんな経緯があったのです。

板山選手を変えた言葉

3日の練習試合、9回の打席は一ゴロでしたが、このあとはもちろん全力疾走!
3日の練習試合、9回の打席は一ゴロでしたが、このあとはもちろん全力疾走!

 矢野監督いわく「こいつを(スタメンから)外してみたらどうなるのかな、どんな姿を見せてくれるのかなと思って、あえて外したら(ベンチの)席で厚手のジャンパーを着て、俺の目の前でバットを振るわけでもなく、大きな声を出すわけでもなく座っていた。途中で使おうと思ったんよ。でも使う気にならんかった」そうです。

 そして「板山に正直にそう言って、使われなかったのをどう思った?と聞いたら『悔しいです』と。悔しかったらどうするねん?厚手のジャンパー着て手袋はめて、それが逆の立場やったら使おうと思うか?使ってくれって俺の目の前でバットを振られたり、ベンチで声を出している姿を見たら、俺は使いたくなるで。いい時は誰でもできる、あかん時とか苦しい時に自分を奮い立たせてどうするかやろ?という話をした」と言います。

 すると翌23日の休みを挟んで最終クールは大きく変わり、25日の試合は監督の前に座って声を出していました。それだけではありません。いまや板山選手の代名詞となった守備位置への全力疾走も、ここから始まったのです。もちろん打席では、どんな当たりであれ一塁へ走るのも全力です。そこを矢野監督はいつも挙げていますね。

 「一番感心しているのは守備位置までの全力疾走だけど、三振したあとにポジションまで走るってしんどいし、自分を自分で切り替えないとあそこまで走っていけない。それに、凡打して詰まってボテボテのゴロで一塁まで走るって嫌やもん。そういうとこで諦めたり、マイナスな気持ちに流されていったら野球がうまくならないと思う。そんな話をしていて、もちろんミーティングでも板山に直接じゃないけど、そういうことを言ってきた」

“当たり前”のレベルがすごく上がった

ペナントを誰が持つ?と打ち合わせ中。やはり優勝に貢献した選手とのことで伊藤和投手、板山選手、福永投手が持ちました。ロサリオ選手は勝手に入ってきたそうです(笑)。
ペナントを誰が持つ?と打ち合わせ中。やはり優勝に貢献した選手とのことで伊藤和投手、板山選手、福永投手が持ちました。ロサリオ選手は勝手に入ってきたそうです(笑)。

 さらに「開幕4番にする時も、板山やったらいいんじゃないかな、何も不満はないなと。それで4番にして、まあロサリオが来たりして外したことはあったけど、4番を打つってのは野手の中で特別な思いもあるだろう。もっとホームランも打てるし、もっと率の残せるはずやから。そうやってやったら数字もついてくると俺は信じている。信じないとやってられへん、自分を疑い出したら苦しいばっかりやから」と信頼を口にします。

 「そうして最多安打という数字もついてきて、まあ最多安打ってこっちに長くいたということになっちゃうけど。タイトルもそう。まあ去年より確実にレベルアップしている証にはなると思う。キャンプがファームスタートとしたら。1軍で1本ホームランを打って、内野安打も打って。俺は変わる可能性があると思っている。自分で変えられる力をつけつつあるんじゃないかな」

 また9月29日にも板山選手の話になった時、矢野監督は「メンタルが一番成長したと思う。4番に置いていた時も、外したいなとか考えたこともなかった。それは結果ももちろんあるが、やっぱり姿勢なんよ。こいつに任せていいのかなとか、あの取り組み方や姿勢で考えるに、そういうのは全然なかった」と最高レベルの評価を与えました。

 「今は三振しようが、ホームランを打とうが、あいつは守備位置までしっかり走りよる。もちろん一塁ベースまでも走るし、ベンチでもすごく声を出すし。そういうのが、あいつの当たり前になっているから。当たり前のレベルがすごく上がったよね」

鳴尾浜の守護神から甲子園へ

 次に、伊藤和投手について、やはり矢野監督は絶賛です。「もともと力があるなと思っていた。タイミングや年齢や上との兼ね合いで、なかなかチャンスが少なかったけど。キャンプから一緒にやってきて、モレノが(抑えを)やったりもしたけど、和雄が後ろでいいなと思った。ほんと練習姿勢も俺の中では大きい。まあ投げてるからいいってもんではないんだけど、あいつ試合がない時でもよくブルペン入るのよ。キャンプでも中継ぎでこんなに球数を投げんでもええんちゃうかなと思うくらい」

3日、試合前の表彰式で球団選定の「ファーム8月度月間MVP」と「ファーム年間MVP投手」を受賞した伊藤和投手。
3日、試合前の表彰式で球団選定の「ファーム8月度月間MVP」と「ファーム年間MVP投手」を受賞した伊藤和投手。

 そのピッチングは「ただ単に投げてるっていうふうに感じなくて、ちゃんと自分で意図を持ったり、自分の中で考えて投げているように俺は見えた。投げることで自己満足されたら困るが、和雄はそうじゃなくて」というもので、監督はこうも言っていました。「俺の想像で、合っていないかもしれないけど、この年にメンタルも色んな状況とかを全部含めて、何かを変えたいというのが混ざっていたんじゃないかなと思って。だから和雄でよかったし、内容はもちろん文句なかった」

 また「和雄にも言ったが、強いのは“和雄が打たれたら別にいいよ”って思えたこと。俺はいつも、抑えてくれよと思って和雄を出しているわけじゃなくて、和雄が打たれても、和雄で同点にされても逆転されてもいいよと。それってすごくない?まあ球児と比べると格が違うかもしれんけど、まあそんな感じ。和雄でやられたら俺は納得いく。そう思えていたから。それは結果も練習内容もすべて。だから何とか1軍でやってほしいなと」と矢野監督。これはもう投手冥利に尽きますね。

表彰を終えてベンチ前で祝福を受け、はにかんでいます。
表彰を終えてベンチ前で祝福を受け、はにかんでいます。

 「1軍へ行って今回落ちてきたけど、1イニングとかやったら勝負できる部分はあると思った。ただ長いイニングになった時に、ボールの種類とかは、もうちょっと増やす部分が必要かもしれんし。それは今回、いい勉強になったやろ?という話を和雄にした。マイナスにとらえたら、2イニングも3イニングもいかされてとなったらマイナスになるけど。ああいう状況でも3イニング任された、任されたところでどうするかやから、俺らの仕事は。そういうふうにとらえて、新しいところでチャレンジして抑える技術が身につけばいいんじゃない?」

 この点は我々も「1イニングでよかったのに…」と思っていたのですが、今回の1軍の3イニングはまた伊藤和投手を成長させるものになるという矢野監督の話、納得できました。

「悔しい1年間でした」

 では選手のコメントをご紹介しましょう。先に板山選手で、まず優勝が決まった22日に聞いた話からです。

 1年を振り返って「僕としては悔しい1年間でした。1年目は(1軍で)40試合出て、去年は3試合しか出られなくて、ことしはと思って。春のキャンプはファームスタートでしたけど、そこからやって矢野さんにきっかけを与えてもらった。自分の中でもよくなっている感覚があって1軍に上がった最初の試合でホームランも打てて、さあここからだというのが続かなかった…。いろいろ原因を考えることもありますけど、1年通してと言ったらやはり悔しい1年でした」と、悔しいを繰り返しています。

 数字的に見ると、ファームでは結果を残したシーズン?「そうですね。まあ…キャンプから取り組んでいることが多少は形に出たと思いますけど、やっぱり1軍で打ってなんぼの世界だと思う。たとえばファームで結果を残していても、試合に出なくても1軍にいた方が選手としての評価は高いと思うし、1軍にいてなんぼなので。正直、やるからにはいい成績を残してという気持ちもありますが、やっぱり1軍にいないと、というのは思っている」

板山選手は球団選定ファーム年間MVP《野手》となりました。
板山選手は球団選定ファーム年間MVP《野手》となりました。

 ファームなら最低限これくらいの数字は残すくらいの?「さっき言った通り悔しい思いしかないし、満足できるような大した数字でもない。まだまだだと思います」

 監督は板山選手の姿勢を常に評価していますね。「前はダメだったらズルズルいっちゃうタイプだと客観的に見て思っていたんだけど、ことしは1試合ダメでもすぐ修正できていたという手応えは自分の中であります。そういうのが、全力疾走で切り替えることだったり。見ていて気持ちいいことだと思いますし、誰でもできることだけど、なかなかできている人は少ないと思うので、これからの野球人生で続けていきたいなと」

 1軍でのことは「1軍のピッチャーに対して、自分がどうアプローチしていくか。やっぱり最初は代打とかで結果を残していかないといけないので。その中で自分がここでやってきたことをどう出すかというところで、2回目に上がってからはそれが出せなかった。1軍のピッチャーの速い真っすぐや変化球を打つために、もっとやっていかないとなと思いました」と振り返った板山選手です。

結果がすべて、それに尽きる

表彰から戻ってベンチ前でみんなと握手。でも今成選手が顎を突出し…
表彰から戻ってベンチ前でみんなと握手。でも今成選手が顎を突出し…
顎タッチ!の決定的瞬間を撮り損ねました。違う角度から見たらドキドキ?
顎タッチ!の決定的瞬間を撮り損ねました。違う角度から見たらドキドキ?

 続いて3日、年間MVPを受賞した際のコメント。安芸キャンプの、あの日から変わった貫いてきた全力疾走で「まあ考えは変わりましたけど、結果がすべての世界なんで。1軍で結果が出ていない以上、ダメです。まだ全然。まだまだです。結果につながるまでは。結果が出る出ないに関係なく、やらなくちゃいけないことは1年間通してできたと思うんですけど。もちろん結果がすべての世界なので、それが評価されることはないと思います」と繰り返しました。

 でもワンランク上がったという実感は?「まあファームでやっていて、よくなって、よし!これでいけると思って、上ではまだ…。結果がすべて。それに尽きます、ほんとに。1年目はそこそこ出て、2年目がダメで、ことしに賭ける思いは強かったので。ほんとにもっともっと自分と向き合ってやらないと」。笑顔はありません。しかし、ファーム日本選手権で…と言いかけたら「100万円目指します」という言葉。おお~MVPを狙いますか!その公約、楽しみにしましょう。

 ん?ちょっと待ってください。100万円?板山選手、確かファーム日本選手権のMVP賞金は50万円かと…。「えっ!?」。いいリアクションですねえ。本当に驚いて、心底ガックリ来ています(笑)。「そうなんですか?でも前に獲った人が100万円って言っていました」。時代が変わったんですよ、残念ながら。「50万円ですか~」。おととしフレッシュオールスターの時はMVPが100万で、板山選手がもらった優秀選手賞は50万円でしたね。「50万円、獲ります」。切り替えたようです。

最多セーブと球団の月間&年間MVP

 変わって伊藤和投手。矢野監督が話した通り、伊藤和投手はことしの春季キャンプで、軽く1000球を超える数を投げました。榎田投手についで安芸キャンプ最多です。また以前の記事でも書いたのですが、6月13日にから8月25日まで13試合連続セーブを記録し、その次は8月30日の中日戦(鳴尾浜)で4対0とリードして迎えた9回に登板して無失点。セーブはついていません。そして9月11日に20セーブ目を挙げて1軍へ。

 最多セーブのタイトルが確定した際に「緊迫した場面で抑えをさせてもらって、上でも考えながら投げられるようになりました。なので、抑えをやらせてもらってよかったかなと思います」と話していました。

 今回の年間MVPについては「年間MVPを獲れたことは嬉しいですけど、長い間ファームにいたということなので、来年は1軍でもっと投げられるように頑張ります」とコメント。また「ファームですけど、大事な場面で投げさせてもらったことは矢野監督に感謝しています」と言っています。

矢野監督にとっても、ほとんどの選手にとっても初めてのファーム日本選手権。今度は勝って胴上げを!
矢野監督にとっても、ほとんどの選手にとっても初めてのファーム日本選手権。今度は勝って胴上げを!

 その矢野監督の言葉を、締めに書いてきましょう。

 「似てるね、和雄も板山と。内容はもちろんついてこないとMVPってことにはなってこないんだけど、俺だけじゃなくてみんなもそうやったし。だからファーム選手権も、最後は和雄でいけたらなと思う。板山も、このままでいけば4番でいきたいなと思ってる。それで結果はどうなるかわからんけど、楽しんでやってきます」

    <掲載写真は筆者撮影>

フリーアナウンサー、フリーライター

兵庫県加古川市出身。MBSラジオのプロ野球ナイター中継や『太田幸司のスポーツナウ』など、スポーツ番組にレギュラー出演したことが縁で阪神タイガースと関わって約40年。GAORAのウエスタンリーグ中継では実況にも挑戦。それからタイガースのファームを取材するようになり、はや30年が経ちました。2005年からスポニチのウェブサイトで連載していた『岡本育子の小虎日記』を新装開店。「ファームの母」と言われて数十年、母ではもう厚かましい年齢になってしまいましたが…1軍で活躍する選手の“小虎時代”や、これから1軍を目指す若虎、さらには退団後の元小虎たちの近況などもお伝えします。まだまだ母のつもりで!

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