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格之進シェフの絶妙な火加減を再現するフードテック家電「ヘルシオ」を活用した新たな取り組み

武者良太ガジェットライター
筆者撮影

シャープが生んだウォーターオーブン「ヘルシオ」は、調理家電の歴史を変えたといっていい存在です。

栄養素を維持しながら食材の余計な油や塩分を落としてくれる、高価な業務用オーブンで使われてきた過熱水蒸気を家庭用調理器に取り入れた初代モデルが発売されたのは2004年。"水で焼く"技術は電子レンジと異なり、アルミホイルで巻いた食材や生卵、レトルトや缶詰であっても加熱調理できますし、表面を一気に焼き上げて肉汁などの旨味を逃さない炙り焼きや、柔らかくジューシーに仕上げる低温調理性能も高い。しかも数多の料理の調理レシピが内蔵されており、ボタンを数回押すだけで「ヘルシオならローカロリーで美味しい料理が作れる」と一大ムーブメントとなりました。

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現在のヘルシオは、ネット上にある新レシピをダウンロードできるIoT家電に進化しました。この技術に注目したのがテーブルズ。熟成肉を極めた千葉祐士さんが率いる格之進とタッグを組み、知られざる美食材の通信販売サービス「TASTY JOURNEY with Healsio」を開始しました。

どんなに素晴らしい食材であっても、調理工程を間違えてしまえば台無しになってしまう。しかし食材ごとに仕立てた調理メニューをインストールできるヘルシオがあれば、レストランの味を自宅で簡単に再現できる。「TASTY JOURNEY with Healsio」は食材を販売するだけじゃない、新しい食体験をもたらすサービスといえる存在なのです。

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先日より開始された第一弾は、青森県鰺ヶ沢町のアビタニアジャージーファームが育てたアビタニアジャージービーフ特選セットです。名前から想像できるように、乳牛であるジャージー牛の肉です。六本木一丁目のハンバーグ&ステーキ 格之進Fで開催された試食会で、最新型のヘルシオAX-XA20にて焼き上げたローストビーフを頂いたところ、噛みしめる都度にじんわりと、そして濃厚に広がっていく赤身肉の美味さに驚きました。いつまでも噛み続けたくなるほど、肉そのものの味が強いのです。だからソースの類はほとんど使わずに満足できます。味変したいときにチョッとつけるだけでいい。

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年を取ったこともあり、近年はサシの入った肉がきつくなってきた方もいるでしょう。柔らかさ重視ではなく、固くても味わい豊かで深い赤身肉の新たな可能性を感じさせてくれるテーブルズの取り組みには、高い可能性を感じます。

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なお千葉祐士さんと格之進シェフの説明によれば、ヘルシオAX-XA20にあらかじめインストールされているローストビーフ調理レシピもハイクオリティだったとのことです。そこからアビタニアジャージービーフの肉質に合わせ、格之進シェフの火加減を自宅で再現できるように細部をチューニングした調理レシピを作り上げたそうです。同レシピは以下のヘルシオで利用することができます。

AX-XA20 (2021年発売)

AX-XA10 (2020年発売)

AX-X10 (2020年発売)

AX-XW600 (2019年発売)

AX-XW500 (2018年発売)

調理家電メーカーであるシャープと、食材の生産者がダイレクトにつながる取り組みを実現した「TASTY JOURNEY with Healsio」。今後の展開も楽しみです。

TASTY JOURNEY with Healsio

シャープ AX-XA20

ガジェットライター

むしゃりょうた/Ryota Musha。1971年生まれ。埼玉県出身。1989年よりパソコン雑誌、ゲーム雑誌でライター活動を開始。現在はIT、AI、VR、デジタルガジェットの記事執筆が中心。元Kotaku Japan編集長。Facebook「WEBライター」グループ主宰。

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