スマホカメラのクオリティを一段と進化させるシャオミ Mi Note 10、5万2800円から販売

発表会会場で触れたMi Note 10(筆者撮影)

12月9日、Twitterでの予告通り、シャオミが日本にやってきました。

日本のユーザーにはあまり馴染みのないメーカーかもしれませんが、世界的なスマートフォンのシェアは第4位。ネット家電など、様々なコンシューマー用IoTデバイスも作っておりますが、今回導入されるアイテムのメインバッターはスマートフォンのMi Note 10でしょう。

カメラスペックでライバルスマートフォンを圧倒する

Mi Note 10、カメラユニット。5つの眼が一列に並びます(筆者撮影)
Mi Note 10、カメラユニット。5つの眼が一列に並びます(筆者撮影)

とにかく、とことんとにかくカメラ性能が凄まじい。シャオミの日本カメラR&Dセンターが開発したという5眼カメラは、1億800万画素広角レンズをはじめ、500万画素望遠レンズ、1200万画素望遠レンズ(50mm)、2000万画素超広角レンズ、マクロレンズで構成されます。

1億800万画素の画像サイズは12032x9024ピクセル。極めて細部まで明瞭に捉える力があるようで、撮影データは4.24mの長さの看板にそのまま使えるほどの解像度となるそうです。

画素数が高いというだけではありません。センサーサイズは1/1.33インチという巨大サイズ、手ぶれ補正は4軸、4in1ピクセルビニングによりノイズが少なく、暗い場所の撮影クオリティも高い。

高解像なデータを生かし、1枚の画像から様々なストーリーも作成可能というのが面白いですね。

他のカメラも見ていきましょう。1200万画素望遠レンズはフルサイズ換算約50mmでデュアルPDフォーカス、500万画素望遠レンズは5倍光学ズームに加え、10倍ハイブリッドズーム、50倍デジタルズームも可能です。もちろん手ぶれ補正機能つき。レンズもF2.0と明るく、ズームアップ時も安定していそう。2000万画素超広角レンズの視野角は117度でアクションカメラ級。ただしマクロレンズは200万画素だそうですよ。ちょっと残念。

撮影モードとしてナイトモード2.0をサポートしました。複数のRAWデータを重ね合わせてノイズを減らすRAWマルチフレームノイズリダクション機能も搭載します。

フロントカメラも最高峰を目指しています。レンズは広角で、画素数は3200万画素。自撮り用としてAIビューティ、AIポートレートセルフィー、パノラマセルフィー機能、手のひらシャッターを備えます。AIシーン検知、AIフェイスロック解除もサポートしています。

色味のコントロールがしやすいVlogモードを搭載

動画は超広角4Kや960fpsスローモーションモードが選べます。Vlogモードにはオプションとして7種類のシネマティックエフェクトなどが含まれており、雰囲気のある動画をお手軽に撮影できますね。

ベゼルが細く、画面が見やすい。ダークモードを使うことで没入感がさらにアップ...というのは他機種も同様か(筆者撮影)
ベゼルが細く、画面が見やすい。ダークモードを使うことで没入感がさらにアップ...というのは他機種も同様か(筆者撮影)

画面は6.47インチ有機EL。大型ですが、狭ベゼルでそのサイズを感じさせません。指紋センサーはディスプレイ内蔵型。全体の88パーセントのエリアで指紋を認証します。

プロセッサはSnapdragon30G、バッテリー容量は使い方次第で2日は持つという5260mAh、30Wの急速充電に対応、65分で100%充電が可能です。

コストパフォーマンスは極めて高いが気になるところも

これだけの性能をつぎ込んできても、シャオミは「素晴らしい製品を公正な価格で」届ける企業です。メモリ6GB・ストレージ128GBのMi note 10は5万2800円で12/9から予約、12/16から販売、メモリ6GB・ストレージ128GBのMi note 10 Proは6万4800円で12/9から予約、12/23から販売です。

とはいえ、気になるところもあります。カメラ機能を中心に触ってみたのですが、レスポンスが遅い。モードを切り替える都度、待ち時間が発生します。またカメラを切り替えるとホワイトバランスの精度が変わるのか、色味が異なる写真が撮れてしまいました。このあたりはファームウェアアップデートで解消されるかもしれませんが、まだ調整不足な印象は受けました。

iPhone人気が高い日本ですが、近年は3万円前後のベーシックラインなスマートフォンの人気も高くなってきています。Mi note 10シリーズのハイスペック&ミドルレンジなアプローチは市場に、どのように受け入れられるでしょうか。