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岡村隆史さん、9年持ち続けた“女性にマウントを取りたい気質”をこの機会に捨ててみませんか?

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
ニッポン放送「岡村隆史のオールナイトニッポン」HPより(筆者加工)

9年前の2011年、まだ仲人の仕事をはじめて間もない筆者は、ある番組を興味深く視ていました。

バラエティ番組「ちょこっとイイコト」(テレビ東京系)で、当時41歳だったナインティナインの岡村隆史さん(49)が婚活する、というもの。

「仲人軍団」と呼ばれる何人かの仲人のアドバイスや紹介のもと、岡村さんが一般女性とお見合いをして結婚相手を探す、という内容でした。

岡村さんは結婚願望をお持ちで、実際に交際になった女性もいたことを覚えています。

ただ、その交際は実らず、結果的に岡村さんは、現在も独身です。

筆者は当時から、「もっと抜本的なことを解決してから婚活すべき」と考えていました。

というのも、岡村さんは女性との交際で『マウント』を取りたい人で、それを放置したまま婚活をスタートさせていたからです。

このままでは結婚は決まらないだろうなぁ、と思いながら視聴していたことを今回、思い出しました。

9年前から持ちあわせていた“女性に対してマウントを取りたい気質”

その岡村さんの発言が今、批判されています。

岡村は24日未明の放送で、新型コロナウイルスの感染拡大を巡り「コロナが終息したら絶対面白いことがある」と発言。続けて「なかなかかわいい人が、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」「短時間でお金を稼がないと苦しいですから」と、新型コロナの影響で収入が減った女性たちが終息後に風俗業に就く可能性があると話し、その後「女性蔑視」などと批判されていた。

出典:ナイナイ岡村“お嬢”発言でニッポン放送謝罪 「女性蔑視」などと批判高まる(スポニチアネックス)

全文はこちらから読めます。

【岡村隆史“風俗持論”全文】「コロナ明けたら、美人さんが…」性にまつわるリスナーの投稿コーナーで(スポニチアネックス)

この発言に関しては、上の記事で全文を読ませていただきました。

そして、この9年で岡村さんの“女性にマウントを取りたい気質”は変わっていなかったのだと感じました。

“女性にマウントを取りたい気質”はコンプレックスから?

9年前、岡村さんは一般女性とお見合いをして、うまくいきかけたところ、女性が有名人と知り合いだりファッション誌の読者モデルをしていたことなどで破談。

交際した別の女性に関しても、彼女には過去に交際していた人がいて、その交際相手が岡村さんの知人だったことで、順調だった交際がうまくいかなくなったり。

女性の過去にとてもこだわっていらっしゃいました。

このように相手の過去にまで干渉するのは、岡村さんが恋愛面で誰かと比較されたくない、つまり、何かコンプレックスなどがあって、自信がないのではないか。

自信がないから、結婚相手は“経験値”が低くてマウントを取れる相手がいいと考えているのではないかと、当時の筆者は考えたわけです。

実際、岡村さんは低身長から自信を失っていることを口にされていたそうです。

岡村隆史「恋愛コンプレックス」に、共感者が続出!(Amebaニュース  提供:日刊大衆)

それがコンプレックスなのかもしれません。

今回の「コロナ明けたら、美人さんが…」という発言にも、女性にマウントを取りたい気質が見て取れます。

岡村さんが踏ん張って待つのは、ただの“美人のお嬢”じゃなくて、“短期間で稼ぐ必要に迫られた美人のお嬢”。つまり、立場的に決して強くはない人です。口にした岡村さん自身が生活に困ることがない立場であるだけに、立派なマウンティングでしょう。

「自信を持って。そのままのあなたが素晴らしい」と伝えられていたら

もし、どこかのタイミングで、岡村さんに「自信を持って。そのままのあなたが素晴らしい」と伝える人がいたのなら。

9年前のお見合い番組でも、誰かが岡村さんの“女性にマウントしたい体質”を指摘し、取り除くことができたのなら。

約650人ものお見合い申し込みがあったのですから、岡村さんは、結婚相手と出会うことができたかもしれません。

筆者が約10年の仲人経験で感じていることは、結婚相手を探す人の中に、ご自身を卑下する人が多いということです。

「自分なんか結婚できないのでは?」「こんな私でも結婚できますか?」

自分なんか? こんな私でも? 自分で自分を愛せないのに、どうして他人が愛してくれるのでしょうか。

どこの誰でも、まずは自信を持って、自分を好きになっていい。そこからスタートすると、婚活の多くはうまくいくんです。

岡村さんは、悪い人ではないと思います。お会いしたことはありませんが、むしろ、いい人なのだと推測します。

今回の発言は、決して言ってはいけないことです。ただ、岡村さんなりに一生懸命、リスナーの男性を元気づけたくて発した言葉だったのでしょう。

お笑い芸人として、たくさんの笑いや元気をテレビ番組などを通じて届けてくださった。テレビ画面越しではありますが、ダンスなど、努力された姿を拝見して勇気をいただいたこともありました。

だからこそ、今回の発言は、残念なのです。

そして同時に、これだけ批判されている今だからこそ、岡村さんはご自身を見つめなおし、変われるチャンスだとも思います。

コンプレックスがあって、自信が持てず、他人と比較されたくなくて“女性へのマウントを取りたい気質”をもしお持ちでしたら、この機会に捨ててみてはいかがでしょうか。

これを読んでくださっている方の中にも、自信が持てない方がたくさんいらっしゃるかもしれませんね。

理由なんかいりません。誰でも自信を持って、自分を好きになっていいんです。

そういった穏やかな気持ちがあって、はじめて、誰かを思いやることができるのだと思います。

岡村隆史さん、9年持ち続けた“女性にマウントを取りたい気質”をこの機会に捨ててみませんか?

その先に、9年越しの目標である、伴侶との出会いがあるかもしれませんよ。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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