いい夫婦か、なんて他人が決めるな! 平成最後の「いい夫婦の日」をノムさんの言葉をかみしめて過ごす
11月22日は「いい夫婦の日」です。
「いい夫婦の日」をすすめる会が選ぶ「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2018」は、陣内孝則・陣内恵理子ご夫妻と庄司智春・藤本美貴ご夫妻でした。
一般応募のアンケートと社会背景を基に選んだとのことです。
いい夫婦の日調査、「生まれ変わっても同じ人」が4割
こんな記事を見つけました。
明治安田生命のアンケート調査では、回答者の約6割が「生まれ変わっても同じ相手と結婚しない」と答えているというのです。
「いい夫婦」に選ばれた人たちは、生まれ変わったら結婚する?
では、「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」歴代受賞者はどうでしょうか?
コメントとともに調べてみました。
〇「生まれ変わっても結婚したい」と答えた人が18人。
×「生まれ変わったら結婚しない」が3人。
△「条件による」「似た人を」が3人。
アンケートの答えとは裏腹に、7割弱が「生まれ変わっても結婚したい」と回答しています。
難しくて、深い、野村克也さんの言葉「本当のことは当人同士にしかわからない」
でも、この「7割弱」は、実はあてにならないように思うのです。
「いい夫婦」として表彰された際のコメントですし、皆さんタレントとしてのイメージもあるでしょうから、本音がどうなのかはわかりません。
また、「生まれ変わったら結婚しない」という野村克也・野村沙知代(故人)夫妻のコメントも、字面通りに受け取らないほうがいいのかもしれません。
というのも、沙知代さんが亡くなった後、克也さんは雑誌のインタビューにこのように答えているからです。
そうなのです。
克也さんの言葉通り、本当のことは当人同士にしかわかりませんし、当人同士が幸せと思うのだったら、他の誰がなんと思おうが、そのご夫婦は幸せなのです。
2010年に受賞した際の「もう結構。あの世で会っても顔を合わせたくない。(笑)」という克也さんの言葉は、とってもわかりにくいですが、真意は逆かもしれません。
そして、それを他の誰に理解されなくても、ご夫婦がわかっていればいい。
克也さんは、ご夫婦の絆に自信があったのでしょうね。
平成最後の「いい夫婦の日」~あなたは幸せですか?
「鬼嫁と恐妻家」というイメージとは違ったかもしれない、野村克也さんと沙知代さん。
世間のイメージとは裏腹に、実は「不思議な縁」という固い絆で結ばれていたのだと思います。
だからあなたも、世間で「いい夫婦」とされている有名人ご夫婦や周りのご夫婦を見て、自分たちと比較することはありません。
幸せの形は、人それぞれ。自分が幸せだと思えば、あなたは幸せなのですから。
2018年11月22日、平成最後の「いい夫婦の日」です。
あなたは、「不思議な縁」で結ばれている大切な人に、どういう言葉をかけますか?