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結婚相談所で、あなたの婚活がうまくいかない理由

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

パートナーのいない人が結婚相手を探そうと思ったら、どういった方法があるでしょうか?

・友達に紹介を頼む

・婚活パーティーに参加する

・結婚相談所で活動する

などなど・・・

結婚相手を探す方法は数多くあります。

ある民間の調査では、この中で、結婚に進む割合が最も高いのは「結婚相談所での活動」とされています。

だけど、実際に結婚相談所に登録しても、全ての方が結婚できるとは限りません。

婚活がうまくいかない人の行動を何回かに分けて書いていきますので、当てはまったら、ご自身の婚活を見直してください。

★登録しただけで満足? 行動しないあなた

せっかく意を決して結婚相談所に登録しても、その後、なかなか行動できない人がいます。

急に劇的に仕事が忙しくなったなど、どうしようもない理由がある場合は仕方ありません。

でも、多くの場合は、会員さん自身が、登録したこと=婚活だと思っていらっしゃるんですね。

そして、気に入った方からのお申込みを待つわけです。

それでお申込みが来るかというと、答えはNo!の場合も結構あります。

結婚相談所に登録したら、自分がお世話になる結婚相談所や仲人が加盟している団体のデータベースに、あなたのプロフィールが公開されます。

あなたのプロフィールは、同じ団体のデータベースを利用するほかの結婚相談所や仲人にお世話になる多くの会員さんに閲覧されるわけです。

ただし、他の方に閲覧してもらいやすいのは、登録して間もない間だけ。

登録順に会員さんを掲載する団体では何日間かは閲覧してもらいやすいですが、年齢順に掲載する団体では、基本的に登録初日にしか目立つ場所に掲載されないんですね。

会員数が多い団体であるほど、自分のプロフィールを閲覧してもらいにくくなる。

平たく言えば「埋もれる」わけです。

異性の会員さんが検索する条件に引っかからないと、なかなか見てはもらえません。

では、どうしたらいいのでしょうか?

「受身ではダメ」ということは明らかに言えます。

自分から攻める姿勢で、婚活をするべき。具体的には、お見合いのお申込みを積極的にすることです。

パートナーがいないあなたが結婚するためには、人と出会わなければいけません。

「なかなかお見合いできない」となげく前に、お申込みの数を増やし、数を増やすためには条件の枠を少しだけ広げてみましょう。

結婚相談所の「お見合い受諾率」を、平均で約1割と言う人もいます。

じゃ、週に1人以上、月に4人以上とお見合いがしたければ、少なくとも40人にお見合いのお申込みをしなければなならい計算ですね。

(あくまでも平均から見た数字です。当然ですが、個々の会員さんの条件によってお見合い受諾率は変わります)

ガラスの靴を持ってお城に乗り込む、そんなタイプが、今ドキのシンデレラになれるのだと思います。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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