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新しい家族農業論 新自由主義時代に注目されるその形 上

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。
インドネシア・バリ島で海藻を掃除する家族農家(写真:ロイター/アフロ)

新自由主義時代に注目される家族農業の役割

 世界で新自由主義が広がり、資本による生態系や環境への危機的な負荷(Harvey 2014)が表面化する中で、資本による農業・農村の包摂や農業の工業化が大きな課題となっている

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農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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