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農水概算要求、コロナで減少する輸出の対策増額への疑問 農家ジャーナリストの農業・食料ニュースウオッチ

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。
霜降りの多い和牛は世界的に評価され2019年まで9年連続で輸出が増加してきた(写真:ロイター/アフロ)

 2021年度農林水産関係予算の概算要求の内容が9月23日判明したが、その内容に驚いた。新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の影響により世界では農業と食料政策の転換が起こり始めているが今回の概算要求では、従来の成長路線を堅持しただけでなく、新型コロナで激減している農林水産物・食品の輸出拡大対策の増額を要求したというのだ。

  

地方活性化策の柱が輸出?新型コロナで減少した輸出の内訳

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農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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