流行から1年以上が経過し、新型コロナウイルス感染症について様々なことが分かってきました。

流行状況、症状、治療、予防など現時点で分かっていることについてまとめています(記事の内容は2021年5月29日時点での情報です)。

新型コロナウイルスとは?

新型コロナウイルスの構造(CDC Image Libraryより)
新型コロナウイルスの構造(CDC Image Libraryより)

新型コロナウイルス(SARSコロナウイルス2)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスで、RNAウイルスであるコロナウイルスの仲間です。

ウイルス粒子の表面にスパイク蛋白と呼ばれる突起があり、これが王冠のように見えることからコロナウイルスと名付けられました。

SARS、MERS、新型コロナの比較(筆者作成)
SARS、MERS、新型コロナの比較(筆者作成)

これまでにヒトに感染するコロナウイルスは4種類知られており、かぜの原因の10〜30%を占める原因ウイルスとして知られていました。

2002年中国広東省に端を発したSARS(重症急性呼吸器症候群)は、コウモリ(あるいはハクビシン)が持つコロナウイルスがヒトに感染し、ヒト-ヒト感染を起こすことで8000人を超える感染者を出しました。

また2012年には中東でMERS(中東呼吸器症候群)が報告され、ヒトコブラクダからヒトに感染する感染症であることが分かりました。

そして2019年12月末から中国の湖北省武漢市で発生した原因不明の肺炎は、新型のコロナウイルス(SARS-CoV-2)が原因であることが判明しました。

変異ウイルスとは?

4つの変異ウイルスの特徴(筆者作成)
4つの変異ウイルスの特徴(筆者作成)

現在、世界中で変異ウイルスの拡大が問題になっています。

イギリスを起源とする変異ウイルス(B.1.1.7またはVOC 202012/01)はスパイク蛋白にN501Yという変異が起こることで感染力が強くなっています。また、従来のウイルスと比較して重症度も高くなることが分かっています。

南アフリカ共和国を起源とする変異ウイルス(B.1.351または501Y.V2)とブラジルを起源とする変異ウイルス(P.1)は、N501Yに加えてE484Kというスパイク蛋白の変異があり、感染力が強いだけでなく、過去の感染やワクチン接種によってできた免疫から逃れやすくなっていることから、再感染しやすくなったり、ワクチンの効果が低下することが懸念されています。

インドを起源とする変異ウイルス(B.1.617)は、まだ分かっていないことが多いものの、イギリス型と比べてさらに感染力が強い可能性が指摘されています。

新型コロナウイルスの世界での広がりは?

国ごとの新型コロナウイルス感染症の患者数(2021年5月17〜23日. WHO Situation Report 2021 May 25より)
国ごとの新型コロナウイルス感染症の患者数(2021年5月17〜23日. WHO Situation Report 2021 May 25より)

2021年5月29日時点での世界における新型コロナ患者は、

感染者数:1億6928万人

死亡者数:352万人

致死率:2.1%

John Hopkins Coronavirus Resource Center

となっています。

地域別にみた世界における新型コロナ感染者数の推移(WHO Situation Report 2021 May 25より)
地域別にみた世界における新型コロナ感染者数の推移(WHO Situation Report 2021 May 25より)

2019年12月から始まった流行は世界中に拡大し続け、欧米での感染者が大多数を占めていた2021年1月に一度流行のピークに達し減少傾向となりましたが、インドでの感染者増加に伴い2月下旬から再増加に転じ、4月下旬に二度目のピークを迎えました。

現在はインド、アメリカ、ブラジルで特に多くの感染者数が報告されています。

新型コロナウイルスの日本での広がりは?

日本における新型コロナの新規感染報告者数 厚生労働省「国内の発生状況など」より(2021年5月29日時点)
日本における新型コロナの新規感染報告者数 厚生労働省「国内の発生状況など」より(2021年5月29日時点)

2021年5月29日時点での日本国内での新型コロナ感染者の報告数は、

感染者数:738,672人

死亡者数:12,840人

致死率:1.7%

新型コロナウイルス感染症まとめ

となっています。

新型コロナウイルス感染症の症状は?

新型コロナでよくみられる症状(CDC「新型コロナの臨床症状」より)
新型コロナでよくみられる症状(CDC「新型コロナの臨床症状」より)

新型コロナの潜伏期間(感染する機会から何らかの症状を発症するまでの期間)には1〜14日と幅がありますが、多くの人がおよそ4〜5日で発症します。

新型コロナウイルス感染症の初期症状は風邪やインフルエンザと似ており、

・発熱

・咳

・だるさ

・食欲低下

・息切れ

・痰

・筋肉痛

・嗅覚障害・味覚障害

などの症状が見られることが多いです。

特に「息切れ」「嗅覚障害・味覚障害」の症状は、風邪やインフルエンザでは稀な症状ですので、新型コロナの可能性を疑うきっかけになります。

新型コロナウイルス感染症の経過(BMJ 2020;371:m3862より イラストと頻度は筆者加筆)
新型コロナウイルス感染症の経過(BMJ 2020;371:m3862より イラストと頻度は筆者加筆)

新型コロナに特徴的なのは、その経過です。

特に重症化する事例では、発症から1週間前後で肺炎の症状(咳・痰・呼吸困難など)が強くなってくることが分かっています。

流行早期の中国での4万人の感染者のデータによると、発症してから1週間程度は風邪のような軽微な症状が続き、約8割の方はそのまま治癒しますが、約2割弱と考えられる重症化する人は発症7日目前後から徐々に肺炎の症状が悪化して入院に至ります。

2割のうち全体の約5%の症例で発症から10日目前後に集中治療が必要になり、約2%の方が亡くなっています。

新型コロナウイルス感染症にかかると重症化しやすい人は?

年齢ごとの感染・入院・死亡リスクの違い(CDC COVID-19 Older Adultsより)
年齢ごとの感染・入院・死亡リスクの違い(CDC COVID-19 Older Adultsより)

新型コロナウイルス感染症で重症化しやすいのは高齢者と持病のある方です。

アメリカのデータでは、5歳〜17歳を基準とした場合、85歳以上の死亡リスクは8700倍にもなります。

日本国内のデータからも年齢が上がれば上がるほど致死率が高くなることが示されています。

また、持病の有る無しによっても重症度が変わってくることも分かっています。

・65歳以上の高齢者

・男性

・悪性腫瘍

・慢性閉塞性肺疾患(COPD)

・慢性腎臓病

・2型糖尿病

・高血圧

・脂質異常症

・肥満 (BMI30以上)

・喫煙

・固形臓器移植後の免疫不全

・妊娠後期

という持病や嗜好、背景を持っている方は重症化しやすいことが知られています。

これらの基礎疾患や嗜好、背景は、複数あるほど入院リスクや死亡リスクが高くなることが知られています。

新型コロナの後遺症にはどんな症状がある?

新型コロナ後遺症でみられる症状(筆者作成)
新型コロナ後遺症でみられる症状(筆者作成)

新型コロナに感染した人のうちほとんどの人は回復後、通常の健康状態に戻る一方で、回復した後も数週〜数ヶ月間様々な症状が続く方がいます。

新型コロナ後遺症として頻度が高い症状には、

- 倦怠感:15~87%

- 息苦しさ:10~71%

- 胸の痛みや違和感:12~44%

- 咳:17~26%

などがあります。

これ以外にも、嗅覚障害、関節痛、頭痛、目や口の乾燥、鼻炎、味覚障害、食欲低下、めまい、筋肉痛、不眠症、脱毛、発汗、下痢、精神機能障害・認知機能障害などの症状が後遺症として報告されてます。

新型コロナウイルスの診断は?

PCR検査、抗原検査、抗体検査の特徴と長所・短所(筆者作成)
PCR検査、抗原検査、抗体検査の特徴と長所・短所(筆者作成)

新型コロナウイルス感染症の確定診断には「PCR検査」または「抗原検査」が用いられています。

PCR検査とは、ウイルスの遺伝子を検出する検査です。

新型コロナウイルス感染症の患者ではノドの奥や痰の中、唾液などに新型コロナウイルスが存在するため、鼻咽頭を拭ったり唾液を採取したりして、その検体の中のウイルスの有無を検査します。

PCR検査はウイルスの遺伝子が少数であっても検出できるため、一般的に感染症の検査の中では検出力の高い検査とされます。

しかし、PCR検査で新型コロナ患者を100%診断できるわけではなく、感染者でも結果が陰性と出てしまうことがあります(偽陰性)。

また、周囲に感染をさせてしまう期間を過ぎてもPCR検査が陽性になり続けることがあります。

PCR検査以外に抗原検査も用いられるようになってきました。

抗原とはウイルスの一部であるタンパク質であり、抗原検査はこれを検出することで診断します。

抗原検査は30分という短時間で検査結果を得られる点、そしてPCR検査と異なり抗原検査は感染性のある期間だけ陽性になることが長所です。

一方で、抗原検査ではある程度のウイルス量がないと検出できないため抗原検査では陰性であってもPCR検査では陽性ということがありえます。

また抗原検査はPCR検査と比較して偽陽性(感染していないのに陽性と出てしまう)の事例が多く報告されています。

抗体検査は過去の感染を診断するための検査です。

抗体とは、生体の免疫反応によって体内で作られるものであり、微生物などの異物に攻撃する武器の一つです。

新型コロナウイルスでは発症から概ね2週間くらいで8割の人が、概ね3週間くらいでほぼ全ての人がIgMまたはIgGが陽性になります。

抗体検査は個人個人の診断というよりも、感染症の全体像を把握し、公衆衛生上の対策に役立てることができます。

ただし、特に無症候性感染者や軽症者では抗体が長期間維持されないという報告が出ており、過去に感染した人も抗体検査が陰性と出てしまうこともあります。

新型コロナウイルスの治療は?

新型コロナの治療の考え方(DOI: 10.1056/NEJMcp2009249を元に筆者作成)
新型コロナの治療の考え方(DOI: 10.1056/NEJMcp2009249を元に筆者作成)

新型コロナウイルス感染症に対して有効性が確認されている薬剤が徐々に増えてきています。

発症初期のウイルス増殖期には抗ウイルス薬、そして発症から7〜10日以降の過剰な炎症反応が起こる時期には抗炎症薬を用いるという考え方が定着してきました。

新型コロナの重症度別の治療(新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第5版)
新型コロナの重症度別の治療(新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第5版)

抗ウイルス薬としてはレムデシビル、抗炎症薬としてはデキサメタゾンおよびバリシチニブが国内では新型コロナに対して使用可能になっています。

これ以外にも、海外の臨床研究でトシリズマブの有効性も示されています。

さらに、新型コロナでは血が固まりやすくなる凝固異常が起こることが知られており、血をサラサラにする抗凝固薬としてヘパリンなどが用いられています。

新型コロナウイルス感染症の予防は?

ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3つの新型コロナワクチンの比較(https://doi.org/10.7326/M21-0111を筆者改訂)
ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3つの新型コロナワクチンの比較(https://doi.org/10.7326/M21-0111を筆者改訂)

2021年5月29日時点で3つの新型コロナワクチンが国内で承認されています。

ファイザー社とモデルナ社のワクチンは同じmRNAワクチンというプラットフォームであり、接種間隔、保存条件、アナフィラキシーの頻度など多少の違いはありますが、効果や副反応においては概ね同等と考えられます。

どちらも発症予防効果90%以上と極めて高い「ぱねえ効果」を示しており、また重症化も防ぐことができます。

約20〜35万人に1人くらいの頻度でアナフィラキシーが起こることがあり、特に薬剤などにアレルギーのある方、アナフィラキシーの既往のある方で起こりやすいことが分かっています。いずれもmRNAワクチンの成分であるポリエチレングリコール(PEG)が原因と考えられており、PEGにアレルギーのある方は原則として接種できません。

アストラゼネカ社の新型コロナワクチンはウイルスベクターワクチンという技術を用いています。

同様に2回接種が必要であり、1回目から4〜12週空けて2回目を接種します。

発症予防効果は70.4%と報告されており、mRNAワクチンの90%以上と比べると見劣りするかもしれませんが、十分な効果があり、重症化を防ぐ効果も報告されています。

発症前後の新型コロナの感染性の推移(https://doi.org/10.1038/s41591-020-0869-5を元に筆者作成)
発症前後の新型コロナの感染性の推移(https://doi.org/10.1038/s41591-020-0869-5を元に筆者作成)

新型コロナはインフルエンザなどと違い、発症する前の状態から人にウイルスをうつすことがあります。

そのため、症状がない人も含めて屋内ではマスクを着用することが推奨されています。

新型コロナに感染した人が周囲の人にうつしやすい時期は、発症の3日前から発症後5日くらいであるとされます。この時期を過ぎると人にうつすことは稀になります。

新型コロナウイルス感染症は、「密閉・密集・密接」の3要素を持つ空間で広がりやすいことも分かっています。

老若男女、全ての人が「3密空間」を避けることが新型コロナ対策では重要です。

また手など触ったところからウイルスが広がり感染する可能性もあるため、こまめな手洗いを行うようにしましょう。

手洗い啓発ポスター(羽海野チカ先生作成)
手洗い啓発ポスター(羽海野チカ先生作成)

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