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大坂なおみが、グランドスラムで初めてシード選手になって、ローランギャロス(全仏テニス)に挑む!

神仁司ITWA国際テニスライター協会メンバー、フォトジャーナリスト
大会開幕前の会見では、落ち着いた表情で話しをした大坂なおみ(写真/神 仁司)
大会開幕前の会見では、落ち着いた表情で話しをした大坂なおみ(写真/神 仁司)

 大坂なおみ(WTAランキング21位、5月21日付け)が、テニス4大メジャーであるグランドスラム第2戦・ローランギャロス(全仏テニス)に挑む。20歳の大坂は、ローランギャロスで3回目の出場となるが、今回はグランドスラムで初めてシードを獲得してのプレーとなり、第21シードとなった。大会序盤で強豪選手との対戦を回避できる利点を活かして初のベスト16以上を目指す。

「シードになったことで、3回戦の前まではシード選手との対戦がないことが保証されますから、本当にいいことです。でも、自分としては、シード選手としてプレーすることは気にしていません。もちろんシードとして初めてプレーするので、気分はいいですし、いいプレーができるといいですね」

 こう語った大坂は、今年の3月に、WTAインディアンウェルズ大会で衝撃的なツアー初優勝を果たし、すでにトップ10選手を敗れる能力を持ち合わせている。ただ、クレーでは球脚が遅くなるため、彼女の武器である時速200km近いビッグサーブや力強いフォアハンドストロークの一発だけではポイントが決まりにくい。どれだけ大坂が我慢強くプレーできるかがポイントになる。

「自分はアグレッシブな選手です。クレーでは、長いポイントになることを想定しないといけないです。より我慢が必要ですし、ポイントを組み立てることが大切ですね」

 第21シードの大坂は、1回戦でソフィア・ケニン(92位、アメリカ)と対戦する。

 ローランギャロスでの女子は今年も混戦必至で、優勝戦線に思わぬ選手が勝ち上がって来るかもしれないが、その中でダークホースになるのは大坂かもしれない。

ITWA国際テニスライター協会メンバー、フォトジャーナリスト

1969年2月15日生まれ。東京都出身。明治大学商学部卒業。キヤノン販売(現キヤノンMJ)勤務後、テニス専門誌記者を経てフリーランスに。グランドスラムをはじめ、数々のテニス国際大会を取材。錦織圭や伊達公子や松岡修造ら、多数のテニス選手へのインタビュー取材をした。切れ味鋭い記事を執筆すると同時に、写真も撮影する。ラジオでは、スポーツコメンテーターも務める。ITWA国際テニスライター協会メンバー、国際テニスの殿堂の審査員。著書、「錦織圭 15-0」(実業之日本社)や「STEP~森田あゆみ、トップへの階段~」(出版芸術社)。盛田正明氏との共著、「人の力を活かすリーダーシップ」(ワン・パブリッシング)

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