台風7号の進路は

台風7号は10日午後6時の段階で父島の南東180キロの所にあり、北西に時速15キロで進んでいます。海面水温の高いところを進み、強い勢力で近づいてきそうです。月曜日と火曜日の午後3時の予報円が本州付近にかかっています。

今のところ15日ごろに静岡に最も近づき、上陸の可能性もあります。

台風7号の特徴

台風7号の特徴は2つです。

・進路がなかなか定まらない

台風7号の予報円がかなり大きいです。東を進めば関東の東の海上を、西は四国付近に進む可能性もあります。また、近づくタイミングも定まっていません。

10日の段階で最も近づくのが15日と予想していますが、予報が出るたびに近づくタイミングが遅くなっています。さらに後ろ倒しになる可能性があります。

・長い期間にわたって影響が出る恐れがある

日本付近の上空の風が弱いので、台風の進むスピードが遅いです。10日午後6時の段階で15キロで進んでいますが、近づいてくるにつれて遅くなり、15日の進むスピードは10キロ以下にまで落ちてしまいそうです。一度台風周辺の発達した雨雲や風の強い場所がかかってきた後、なかなかこれが離れていきません。

加えて、もし日本海に台風が抜けていくということになると、台風に向かう湿った南風が続き、いつまでも雨がやまないということも考えられます。

13日から警報級の可能性が

雨は13日頃から広く降りだし、警報級になるのは14日以降でしょう。風と波は13日から警報級に達する可能性があります。

ただし近づくタイミングが後ろ倒しになることもあるため、そうなると影響を受けるタイミングは変わってきます。

12日まではまだ晴れ間の出るところが多く、風もそれほど強くはないので、台風の対策をしておくとよさそうです。ただ晴れて気温が上がるため、熱中症に気を付けて作業を行ってください。