1月23日からの1週間はいつも以上に天気予報が気になる1週間になりそうです。2つ注意が必要な点があります。

・23日　南岸低気圧

・25日　非常に強い寒気が入る

23日は南岸低気圧がやってくる

南岸低気圧というと太平洋側でも雪を降らせることがあります。今のところの予想がこちらです

今のところ朝、西部や中部にかかり、昼前には東部や伊豆にもかかってきそうです。西部中部、伊豆の平地は雨で降りそうですが、すぐ北までみぞれの範囲が広がっています。東部は沿岸部でも雪が混じり、御殿場でははじめ雪で降る予想となっています。時間とともに雪は雨に変わるでしょう。

まだ変わる可能性もあります。今年1月7日も3日前の予想で雪の予想が出ていたんですが、日ごとに雨雲がかからない予想になって、当日実際にほとんど降りませんでした。逆のこともあり得ます。

通勤通学の時間帯にかかってきそうですし、最新の予報を見るようにしてください。

25日の寒気の強さは？

25日は上空1500m付近は‐12度以下の寒気にすっぽりと覆われそうです。

‐12度というのはどのくらい強い寒気なのか、ここ数年のデータと比べてみましょう。ただ静岡県内に上空の温度をはかっているところがないので、静岡県より少し南、和歌山県の潮岬で見ていきます。

5シーズン分調べてみると、-12度以下まで下がったことがあったのは2017年～2018年の冬と2020年～2021年の冬です。上空1500mで-12度は、真冬でも入らない年もあるくらい、非常に強い寒気であることがわかります。

ちなみに2017～2018年のシーズンで-13度が入ってきたときはアメダス静岡で最低気温が-4度台まで下がり、静岡市の上下水道局には水が出ないなどの問い合わせが90件以上届いたそうです。

最新の予想をみてみると、今のところ25日に同じくらい冷え込む予想になっているので、水道管の凍結対策を今のうちに行いましょう。