フリーテルがキャリア以上に縛るプランで他社スマホを販売 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.222
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石川 温の「スマホ業界新聞」
2017/04/08(vol.222)
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《目次》
1.フリーテルが残金なしで機種変更できるプランで他社スマホの取り扱いを開始
━━「縛るのが嫌い」という割にはキャリアに匹敵する「縛り」を実現
2.アップルがInstagram向け動画編集アプリ「Clips」を公開
━━Androidと差別化するために自社製アプリを強化していくのか
3.NTT東西が2024年以降に導入する「メタルIP電話」の料金を発表
━━7年前に「光の道」を断念したことで、メタル回線が負の遺産に
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記
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1.フリーテルが残金なしで機種変更できるプランで他社スマホの取り扱いを開始
━━「縛るのが嫌い」という割にはキャリアに匹敵する「縛り」を実現
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フリーテルが他社SIMフリースマホの取り扱いをついに始めた。しかも、1年間利用すれば、新しいスマホに取り替えても、残債を支払わなくてもいい「とりかえ〜る」にも対応している。
一見するととてもお得そうに見えるが、当然のことながら注意すべき点も多い。このあたりは、普段、一緒にニコ生をやってくれている中山智氏が詳しく解説した記事がEngadget日本版にアップされているので、そちらを参考にしてもらいたい。
自分でも計算してみたが、たとえば、arrows M03を購入した場合、1年間で端末代金として2万4624円支払うことになる。ここで新しい端末に取り替えることはできるが、当然、arrows M03は回収となる。
ユーザーとしては、1年ごとに新機種に取り替え続けていくことが、最もお得な使い方ということになる。
「毎年、新製品のSIMフリースマホを使い続けたい」という人には最適なプランだろう。
しかし、フリーテルが、将来にわたって毎年、各メーカーの最新モデルを扱い続けるという保証はない。
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