1962年神奈川県出身。青山学院大学卒。ゲーム産業の黎明期に専門誌の創刊編集者として出版社(現・宝島社)に勤務。1991年にゲーム分野に特化したコンサルティング会社、株式会社インターラクトを設立。現在に至る。著書、『ゲームの大學(共著)』『ゲームの時事問題』など。2012年にゲーム的発想(Gamification)を企業に提供する合同会社ヘルプボタンを小霜和也、戸練直木両名と設立、同社代表を兼任。デジタルコンテンツ白書編集委員。日本ゲーム文化振興財団理事。俗論に流されず、本質を探り、未来を展望することをポリシーとしている。
記事一覧
- オリンピックとeスポーツ。IOCはオリンピック・ヴァーチャル・シリーズを発表。その意味を解説する。
国際オリンピック委員会はeスポーツイベント「オリンピック・ヴァーチャル・シリーズ」を正式発表した。ゲームの力をスポーツに活かす。しかし、ゲームを正式競技にすることからは一定の距離を置いた判断といえる。
- 「マーダーミステリーゲーム」というゲームの新常識
ヨーロッパが起源。現在、中国で流行中のマーダーミステリーゲームが日本でもブームになりつつある。10名程度のプレイヤーが集まってシナリオを読み、推理ドラマの登場人物になりきる。その魅力を解説する。
- 人狼ゲーム、過去最大規模のイベント『アルティメット人狼10』
ここ数年、静かなブームとされていた人狼ゲームが、一段ステップアップする。過去最大規模のイベント『アルティメット人狼10』が開催される。そもそも人狼ゲームの魅力とは何か? そして人狼ゲームの将来は?
- 日本のeスポーツ、流行らせる理論と危惧する感覚
世界各国で盛り上がるeスポーツだが、日本での認知度は低い。将来のオリンピック出場、プロゲーマー育成環境を整備すべく新団体が結成されプロライセンス制度も発表された。日本のeスポーツはどこに向かうのか?
- おもしろい布石を打ったNintendo Switch、現実主義者と戦う
Nintendo Switchの全貌が明らかになった。だが、プレゼンテーションの最中、任天堂株は急落した。任天堂が目指すもの、投資家が求めるもの。そのギャップは何なのか?
- Nintendo Switchはまだベールを脱いでいない
任天堂は次世代ゲーム機、Nintendo Switchを発表した。わかりやすい特徴は据置&携帯の兼用機であること。だが特徴はそれだけか? 任天堂が取得した特許からまだ知られていない秘密を探る。
- 鬼に金棒。Googleに任天堂。『ポケモンGO』
Googleは、Googleマップを使ったゲーム開発を他社からの誘いを断って任天堂をパートナーに選んだ。任天堂はポケットモンスターの位置情報ゲーム化をパートナーがGoogleだから許諾した。
- 話題沸騰中!『ポケモンGO』がヒットする3つの理由
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで先行公開。『ポケモンGO』がヒットしている。街を歩いて遊ぶゲームは、さまざまな社会現象を巻き起こしている。その人気の秘密を探る。
- 任天堂とDeNA提携。記者会見で語られなかった真の狙いとは?
3月17日、任天堂とDeNAの資本提携が発表された。「任天堂の有名キャラクターがスマホゲームになる」。これだけのために220億円の投資は見合うのか? ほかに狙いがあるのではないか?
- 任天堂は安易にスマホゲームに手を出さない。「先」を見ると人間・健康だった
2014年1月30日、任天堂は投資家向け経営方針説明会を行った。投資家が期待したのは任天堂がスマホ用ゲームを出すことだった。効率よく儲かるからだ。だが任天堂は予想通り、この安易な発想を否定した。
- 日本ゲーム産業の父、任天堂・山内溥前社長死去
任天堂前社長で、相談役の山内溥氏が死去した。早稲田大学在学中の1949年に同社社長に就任。トランプ・カルタ製造業からゲーム会社への転換させ、世界の任天堂を育て上げた。
- E3 2013報告 ゲーム機の新時代は保守主義
E3(Electronic Entertainment Expo)がはじまった。事前に概要が発表されていたプレイステーション4とXbox Oneのさらなる情報公開が注目された。
- Xbox One、オールインワンでは人の心を揺さぶれない
Xbox Oneはすべてのメディアが扱えるオールインワンを目指す。テレビを音声やジェスチャーで操作できる。便利だが、これだけでは人間の欲望を刺激する何かが足りない。【動画リンク有り】
- 日本的美徳がファンを魅了した。将棋・電王戦
将棋・電王戦。インターネット中継の視聴者は190万人に達した。マスコミ報道は人が負けたことで騒ぐが、棋戦を堪能したファンは、プロ棋士にもソフトウェア開発者にも、惜しみない拍手を送っている。
- コンピュータと人。頭脳の対決。名勝負が続く将棋・電王戦
他の棋戦よりも多くの報道陣を集める。解説会場は大入り満員。第2回電王戦が盛り上がっている。もはやコンピュータは冷たい機械ではない。プロ棋士とファンはコンピュータを最高のライバルと認めたのだ。
- 変態マシンは正しく理解されるか。プレイステーション4(PS4)
プレイステーション4発表を受けてさまざまな報道がされている。筆者は発表会が「海外仕様」だったことを前提とし、マシンの性格は徹底した「ゲーム機」、最大の特長はコンピュータとしての「心臓部」と分析した。
- 【追悼】故・飯野賢治氏を偲ぶ
ミリオンセラータイトル『Dの食卓』などの制作で有名な飯野賢治氏が2月20日、東京の自宅で心不全により亡くなりました。「風雲児」「寵児」と言われた氏の素顔を哀悼の意を込めて紹介いたします。
- PlayStation VITA、価格改定について思うこと
PlayStation VITAが大胆な値下げを行った。同時に発表されたのは新作ゲームソフトの数々。その姿は、歴代ゲーム機と同様に「現実路線」への転換点を迎えたかに見えた。
- 2013年のゲーム機たち
2013年はゲーム機の発売ラッシュの年になる。プレイステーション、Xboxの次世代機に加えて、多数のベンチャー企業が「ゲーム機開発と販売」ビジネスに参入する。
- スーパーライトユーザーを開拓したLINEゲーム
コンテンツは徹底的にわかりやすく。誰でも遊べるゲームを、LINEのシステムによって普及させる。「LINEゲーム」のユーザーが急拡大している。そのユーザー像をデータとともに紹介する。
- Huluはいい!
「パッケージを買うのは古い、ダウンロードの時代だ」。このセリフが過去のものになりつつある。ダウンロードは再生できる端末が限られる。コンテンツはクラウドから全端末に配信する時代の象徴、それがHuluだ。
- ホームサーバーの可能性を秘めて発売された任天堂・Wii U
任天堂・Wii Uが発売された。Wiiの後継機、ユーザーインタフェイスが変化したゲーム専用機と思われている。だが、Wii Uは購入者が意識せずに普及していくホームサーバーでもある。
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