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ネット選挙運動を通じて各候補者の人柄を簡単に見極める方法

原田謙介政治の若者離れを打破する活動を10年以上

選挙でだれに投票をするのか。それを決めるために一番重要なのは政策だと思ってる。

だから、可能な限り各候補者の政策を読んで、考えて選挙に行くべきだと考えてる。

各候補者の政策に関してはこのサイトが一番見やすい。

朝日・東大谷口研究室共同調査

ただ、政治家は人間なわけで、各人がどのような人であるかも投票の際の一つの指標であるのは間違いない。

ネット選挙解禁の今だからこそ簡単に各候補者の人柄がわかる方法をお伝えします。

1:各候補者のHPを見る

例えば、Yahoo!の候補者情報サイトから自分の選挙区の候補者のHPを開く

2:各候補者のTwitter・Facebookを探す。

ざっとサイトを見てこれらを使っているのかを見る。

3:各SNSを使っていれば最新の数投稿を見る。

さっと、最新の投稿を確認。

これだけ。

何がわかるか

<SNSを何もやっていない候補>

広く世の中に自分のことを訴えるつもりがない人だと捉えていいのではないかと思う。

このご時世でSNSを何も使わないというのはどうなのかと思ってしまう。

しかし視点を変えれば、がっちりとした支持基盤や組織を作っていて、そこに対しての対応はしっかりしている方なのかもしれない。

が、おれはあんまり好感はもたない

<最後の数投稿で政策をしっかり語っている候補>

これは間違いなく自分がやりたい政策、ひいては目指したい国のビジョンがあり自信をもっているということ。

<最後の数投稿でお願いばっかりやっている候補>

「みなさんのご支援が必要です。ぜひ〇〇と投票用紙にお書きください」というような感じの方。

どうしても議員になりたいという気持ちが伝わってくる。同時に議員として何をしたいのかもきちんと教えてくれと思ってしまう。

<最後の数投稿で”街頭演説をしました”的な業務報告の方>

その業務報告を一般の有権者にお知らせして何を伝えたいのか。あるいはどういう行動をとってもらいたいのかよくわからんですよね・・

という感じで、SNSのラストのいくつかの投稿を見るだけだけで結構各候補者の人柄の違いが見えて面白いです。

政治の若者離れを打破する活動を10年以上

1986年生まれ。岡山在住。愛媛県愛光高校、東京大学法学部卒。「学生団体ivote」創設。インターネット選挙運動解禁「OneVoiceCampaign」。NPO法人YouthCreate創設。「若者と政治をつなぐ」をコンセプトに活動。大学非常勤講師や各省有識者会議委員などとして活動を広げていく。18歳選挙権を実現し、1万人以上の中高生に主権者教育授業を行う。文科省・総務省作成「政治や選挙等に関する高校生向け副教材」の執筆者でもある。2019年参議院選挙・2021年衆議院選挙に立候補し敗れる。元岡山大学非常勤講師。元グローバルシェイパー東京代表。元中野区社会福祉評議会評議員

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