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政策に基づいた政治と市民の対話を選挙活動で当たり前にしたい!ASK NIPPON 2014への想い

原田謙介政治の若者離れを打破する活動を10年以上
ASK NIPPONのサイト場面

衆議院選挙を盛り上げていこうと、市民と政党の双方向型のコミュニケーション企画「ASK NIPPON 2014」を実施している。

特設サイト上からTwitterを通じて、市民が各政党の政策に関して聞きたい質問を投稿。

企画時間の10日(水)20時~21時の間に、各政党代表者が集まった質問に一斉に回答するというものです。

この企画に込めた想いについて書きます。

1:政党・候補者と市民(有権者)の双方向でのやり取りの実現

これが最大です。せっかく去年の参議院選挙からインターネット選挙運動が解禁されたのに、

予想以上にワクワクすることが見られなかった。

急に投票率が上がったりするものではないのはわかっていたけど、もう少しなんとかやりようがあるのではないかと悔しかった。

各政党・候補者が一方的に日々の”業務報告”を行うだけ、

「〇〇で演説しました」「〇〇衆議院議員が応援にかけつけてくれました」

そんな報告毎日何回もいらないよ・・・

それよりもせっかくのインターネット、特にSNSの特性の一つである双方向性を活かして、政党・候補者と市民が向き合う状況を実現させたいと思った。

既存の選挙運動は普通の市民にとってみれば、ただただ受け身で情報を受けるだけ。

さらには、うるさいだけ、邪魔なだけと感じている人もいると思う。

そうじゃなくて、もっと互いがやり取りできればいいんだ!

互いにきちんと見合っているという状況を作りたい。

質問に対して国会議員が答えてくれたらちょっとうれしくなると思う。

それがこの企画の最大の狙いです。

2:マスメディアであまり扱われない論点について扱う

選挙の何が重要争点なのかを判断するのはなかなか難しい点です。

マスメディアを中心に、その時の政治状況や、広く有権者に影響がありそうなものを争点として設定している。

今回の選挙であれば、「アベノミクスの是非」「集団的自衛権」「消費増税の延期の有無」などなど。

もちろん、何が重要な争点であるのかは各個人によって違い、その全部をメディアで扱うことはできない。

ASK NIPPON 2014では個人から質問を広く集めることにより、各自の中での争点について政党代表者に問うことが可能。

その質問に関して、各政党代表者に答えていただくことにより、今まであまり議論されて来なかった争点に関して、各党のスタンスの違いなどが見えてくればよいなと思う。

決してマスを相手にする必要がない、インターネットの特性がいきるのはこういう時だと思います。

あまり議論されて来なかったこと、マスに関わるとは限らないものでの、重要な争点はおおくある。

今回寄せられている質問では、LGBTや介護の現場の話などに関して多く質問が来てる。

企画では各回答者に最初に5問の共通質問に答えていただくようにお願いをしている。

その、質問の内容は前述のとおり、あまりマスでは話題にならないけども重要なもの。

この回答結果を見比べていただければ良いかと思う。

また、共通質問ののちの自由回答では各回答者はどの質問に答えるかを自由に選べる。

各政党がどの政策分野を重視しているかについて、選ぶ質問から読み取ることもできると思う。

3:政策の健全な議論空間をネット上につくる

今回寄せられてきた投稿を正式な質問として採用するにあたって、一度人間の目でチェックをしてる。意見の主張や誹謗中傷など質問の体をなしていないものや、政局にかんするもの、その他よく意味が分からないものは質問としては採用していない。

そして、今回は政策に関する質問なので、回答者の人柄などに関するものも省いた。

どうもネットは、炎上や誹謗中傷等の負の側面がクローズアップされすぎている現状がある。

しかし、そうではないんだということを見せたかった。

完全に自由な場ではなくて、少し運営側が場づくりを行うことで、特定の政党や候補に偏ることなく健全な言論空間を作ることができる。

また、企画が始まって寄せられた質問の選別作業を行う際に、全質問に目を通しているが、

予想以上に省く必要がある質問が少ない。全体の1割にも満たないと思う。

「#政党だけど政策の質問ある?」という企画の意図を組んでいる質問ばかり。

この企画でインターネット上でも有益な政策議論ができることを示したい。

4:おわりに。投票率向上にむけて

これまで3つの狙いを書いた。これらが総合して、投票に行く人が一人でも増えること。

また、投票の際にきちんと政策も勘案して投票する有権者が増えることを願っている、

ASK NIPPON 2014サイトはこちらから

YouthCreate 特設サイト URL:http://asknippon.com/

Yahoo!JAPAN 内特設ページ URL:http://senkyo.yahoo.co.jp/asknippon

政治の若者離れを打破する活動を10年以上

1986年生まれ。岡山在住。愛媛県愛光高校、東京大学法学部卒。「学生団体ivote」創設。インターネット選挙運動解禁「OneVoiceCampaign」。NPO法人YouthCreate創設。「若者と政治をつなぐ」をコンセプトに活動。大学非常勤講師や各省有識者会議委員などとして活動を広げていく。18歳選挙権を実現し、1万人以上の中高生に主権者教育授業を行う。文科省・総務省作成「政治や選挙等に関する高校生向け副教材」の執筆者でもある。2019年参議院選挙・2021年衆議院選挙に立候補し敗れる。元岡山大学非常勤講師。元グローバルシェイパー東京代表。元中野区社会福祉評議会評議員

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