元汚部屋ママが語る! 片付けが苦手な人がやりがちな「間違った片付け術」
こんにちは。ありママです。今回は片付けの間違った考え方についてお話ししたいと思います。 私自身その思い込みのせいで無駄に時間とお金、エネルギーを使ってしまいました。 みなさんの片付けがスムーズにいくように、ぜひ参考にしてくださいね。 汚部屋生活をしていたママが語る、「捨て活」をしたことで激変した3つのこと
モデルルームを目指した結果……
私がまず間違えたことは、モデルルームのようなお部屋を目指したことです。 雑誌に載っているモデルルームのようなお部屋は誰もが憧れますよね。 インスタをのぞけば生活感のないお部屋の写真がたくさん出てきて、「こんなモノのないお部屋で暮らしてみたい!」と私はいつも憧れていました。 雑誌やインスタでよく見かける白いシンプルな収納ボックスを買えば、同じようなお部屋になるかもしれない! そう思って、おすすめされている収納用品を買い込みました。 そしてそこに、大量の食品のストックや書類、おもちゃなどをとにかく詰め込み、極力生活感のない部屋にしようと努力しました。 その結果、見た目はそこそこスッキリして、満足!……のはずだったのですが、日常生活を送る上で不便なことばかり起こりました。 一見片付いているようには見えるけど、中身が見えないために、どこにしまったか分からなくなり、中身を全部確認することに……。調理中に使いたい食品ストックがすぐに見つけられず、収納ケースをひっくり返して全てを出して、探し出す……そしてまた詰め直す。その繰り返しになり、不便を感じることが多くなってしまいました。
家族からもブーイングが!
白い収納ケース以外にも、インスタや雑誌でおすすめされていた仕切りがついていて細かく分けて収納する収納用品を買ってみました。「これなら上手くいく!」と思い、細かくラベリングもしてはみたものの、収納するモノの量が多かったため、1つ1つをちゃんと収納できず、分類したものはすぐにごちゃ混ぜになってしまいました。 英語でかっこよくラベリングした時もあったのですが、パッと見たときに分かりづらく、不便でやめました。よくテレビで紹介されているシンデレラフィットにも憧れて、同じものを買いましたが、採寸が違い、フィットさせられなかったり、フィットしたとしてもそこにモノを上手く収納することはできず……。 見えない収納ボックスに家族が使うものを詰め込んだり、見た目だけの収納をやってしまったことで、子どもからは「あのおもちゃはどこにしまったの?」と毎回聞かれることになり、夫からも「見た目はいいかもしれないけど、使いづらくなった」と言われてしまいました。 この失敗で気づいたことですが、間取りや家族構成、生活スタイルは各家庭で違うから、紹介されているのと同じものを買っても上手くいくわけがないのですよね。 モデルルームはあくまでもモデルルームだし、雑誌やインスタの写真は家の1部分を切り取ったもの。他人が便利と感じても自分の生活スタイルに合わなければ続かないのですよね。だから他人の家を目指すのではなく、家族の使いやすさや生活しやすさを大切にしていこうと思いました。