元汚部屋ママが語る! 片付けが苦手な人がやりがちな「間違った片付け術」
おしゃれで完璧でなくてもいい。
見た目ばかりを意識して失敗したので、モノを減らして、家族がどこに何があるのか分かりやすくすることを意識した部屋作りを心掛けています。 我が家は娘が絵を描くことが好きなので、ペンや紙類はしまい込まずに棚の上にボンっと置いてあります。必要なものを厳選して分かりやすく置いておくと、毎回「どこにあるの?」と聞かれなくなりストレスフリーです。 それから、以前はティッシュボックスの中身を取り出し、オシャレな白いケースに詰め替えていました。しかし夫からは「詰め替える必要はある?」と言われ、私自身も詰め替えることがめんどくさくなってきて続かなかったのでそれも辞めました。生活感は出るけど、毎日たくさん使うティッシュはダイニングテーブルの上にむき出しに置いて、すぐ使えるようにしています。 インスタ映えするようなオシャレ感はないかもしれませんが、家は家族が生活する場所。家族みんながストレスフリーでいられることを優先する方が断然いいです。
散らかっても5分で片付く部屋を目指す
雑誌やインスタの片付いたおうちばかり見ていたので、「きれいな家は常に片付いている」と勝手に思い込んでいました。しかしそれも勘違いで、現実問題、子どもが遊べば散らかります。おもちゃや絵本を出したり、引き出しのモノを取り出してきたりと、子どもの好奇心は旺盛! なので24時間片付いている部屋は無理だということに気づきました。 24時間片付いていて完璧な部屋を目指すのではなく、「散らかっても、片付けに時間がかからない部屋」を目指すと片付けのハードルは低くなります。散らかってもしょうがない、けど寝る前には1日1回は綺麗な状態にリセットして、朝を気持ちよく迎える。 完璧を目指さないことが片づけを続けられる秘訣なのかなと思います。 ・家族の生活スタイルに合った部屋づくりをすること ・完璧に片付いてる部屋を目指さないこと この2つに注意しないと、家族からの理解は得られません。お部屋は家族みんなで過ごす場所。ママが1人で片づけを頑張るのではなく、「どこに置けば使いやすいか?」「どんな収納なら片づけやすいか?」など、家族に相談しながら片付けをしていきたいですね。 【Profile】ありママ(@arima1987_home) 6歳、4歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級取得。