夜は窓を開けて寝ていますが、防犯上よくないですか?エアコン代を節約するためなのですが…
侵入窃盗犯の侵入手段
警察庁の「令和4年の刑法犯に関する統計資料」による、侵入窃盗犯のうちの忍込みの侵入経路と被害件数を図表1にまとめました。 図表1 令和4年 忍込みの認知件数
出典:警察庁「令和4年の刑法犯に関する統計資料」より筆者作成 侵入窃盗犯が住宅に侵入の際に最も多く利用する忍込み箇所は、「窓」だと分かります。この結果からも、窓の施錠をしっかり行うことが防犯対策として非常に重要であるといえます。
窓を開けたまま寝ることは防犯上のリスクが伴う
暑い夜に窓を開けて寝ることには、電気代の節約や空気の入れ替え、乾燥対策などのメリットがあります。特にエアコンを使わないと、1ヶ月で2325円の電気代を節約できます。また、自然な風を感じることで、より快適な睡眠が得られることもあるでしょう。 しかし、窓を開けたまま寝るのは、防犯上のリスクが伴います。警察庁の令和4年のデータによると、侵入窃盗犯が住宅に侵入する際に最も多く利用される手段は「窓」であり、一戸建住宅で2003件も窓からの侵入被害が確認されています。このことから、窓を開けたまま寝ることは、住居侵入や窃盗、暴行などの犯罪のリスクが高くなることは覚えておきましょう。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A Qカタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか? 警察庁 令和4年の刑法犯に関する統計資料 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部