<119年越しの夢・’24センバツ耐久>選手紹介/7 /和歌山
◇チーム唯一、貴重な左腕 桑山徹平投手(1年) チーム唯一の左腕で、カットボールを決め球に打たせて取る投球が持ち味。2学年上の兄を追って小4から野球を始め、「自分もやってみよう」と耐久の硬式野球部に入った。好きな言葉は「笑顔」で、将来の夢は介護士。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち センバツに向けては送球までの時間を短くするよう、ボールの握り替えを速くしている。祖父が時々グラウンドまで練習を見に来ていつも応援してくれているといい、「甲子園に出た姿を見せたい」。 ◇常に笑顔で内野手一筋 栗山慎之介選手(1年) 高校球児だった父の影響で野球を始め、小1から内野手一筋。帽子のつばには「笑え!」と書き、落ち込むことがあっても笑顔でいるよう心がけている。好きな野球選手は、巨人の坂本勇人選手。 ベンチでは走者が出た時に次のプレーを声掛けしたり、先輩たちが気持ちよく守備に出られるよう準備を素早くしたりしている。食事の量を増やして、体作りにも取り組む。「甲子園で守備につけたら、どのボールも絶対にさばきたい」