【ホラー漫画】最後のセリフ「あーあ、見つかっちゃったな」の意味がわかると背筋がゾクッ…その驚愕の真相とは⁉︎【作者に聞いた】
少年たちが家を出て、森で生活する数日を描く大家(@ksyjkysk)さんの創作漫画『僕らの夏と灰』。森に棲みつく化け物と対峙し、大きく成長を遂げたと思っていた主人公。病室で目を覚ますと「あーあ、見つかっちゃったな。お前、もう大人になれないよ」と、誰かに告げられる。ラストのセリフに背筋がヒヤリ!予想のつかない展開に1.8万いいねが届く他、「え?どういうこと?」「大人になるのがダメってこと?」と、解釈に戸惑う声も多かった。今回は、制作の裏側についても併せて紹介していく。構成がわかると、より背筋がゾクリとするぞ。 【漫画】本編を読む ■作者が明かした事実。「主人公は化け物に遊ばれていた」 森の中で「誰にも見つからずに1週間過ごすゲーム」を始めた主人公カズと、その仲間たち。しかし、森の奥には「灰入道」という化け物が棲んでいた。「もう帰ろう」と怖気付く子もいたが、「自分を変えたい」と灰入道を倒す決意をし、みんなで力を合わせて化け物退治を成し遂げる。 「これでみんな変われる!」「残りの日数も誰にも見つからずにこのサバイバルを成功させよう!」と喜んでいたカズたちだったが、一緒にいたはずの友達がいなくなり、崖に落としたはずの灰入道が再び現れる。少年たちの成長ストーリーだと思いきや、一気にホラームードに…! 「再び現れた灰入道」だと思っていた相手の正体がわかるシーンから徐々に事実が判明していくが、ラストの解釈に戸惑う読者が多かった本作。作者の大家さんに真相を伺ったところ、「みんなが生きていると思ったのも、灰入道の姿をしたものも、実は灰入道が見せた幻覚。カズは、灰入道に遊ばれていたんです」と、驚愕の設定を明かしてくれた。 なんと、「あーあ、見つかっちゃったな」というセリフは灰入道の言葉だったのだ。それがわかると数々の伏線が回収され、点が線に繋がっていく。「意味がわかるとなおさら怖い」この作品の世界を、ぜひ体験してみてほしい。 取材協力:大家(@ksyjkysk)