アストロズの主砲アルバレスがサイクル安打達成 昨季アルテューベ以来、球団9人目の快挙
○ マリナーズ 6-4 アストロズ ● <現地時間7月21日 T-モバイル・パーク> ヒューストン・アストロズが同地区2位マリナーズに惜敗。ヨルダン・アルバレス外野手(27)がキャリア初のサイクル安打を記録した。 アルバレスは初回の第1打席で右前安打を記録。2点を追う4回表の第2打席では、20号ソロを右翼スタンド上段へ運んだ。再び2点ビハインドで迎えた第3打席は左中間フェンス直撃の適時三塁打を放ち、またも1点差に迫った。 そして8回裏、3点ビハインド一死走者無しの場面でアルバレスが4度目の打席入り。4番手右腕サントスに対し、カウント1-2から真ん中低めのスライダーを捉えて右翼線を破り、悠々と二塁へ到達。昨季8月のホセ・アルテューベ以来球団9人目、今季MLBではレンジャーズのワイアット・ラングフォード以来2人目となるサイクル安打を記録した。 その後、アルバレスは5番チャス・マコーミックの適時打でホームに生還。アルバレスが3得点に絡む活躍を見せるも反撃及ばず。敗れたアストロズだが、マリナーズとの地区首位攻防3連戦には勝ち越し。ゲーム差無しでアメリカン・リーグ西地区の首位に立っている。 キューバ出身のアルバレスは2016年にドジャースと契約し、同年8月にアストロズへトレード移籍。2019年のデビューから、短縮シーズンの2020年を除く全5シーズンで20本塁打以上を記録。3年連続のオールスターゲーム出場を果たした今季は94試合に出場し、打率.301、20本塁打、54打点、OPS.930をマークしている。
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